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内容説明
トランプ大暴走!その隙を突く中国、ロシア。
ドンロー主義が猛威を振るい、戦後国際秩序が崩壊する中、中国、ロシアはどのように動いていくのか。世界は米・中・露のブロック支配となってしまうのか?
イラン戦争、ウクライナ戦争はじめ、事象の現況だけでなく、そもそもの発端までさかのぼって解説するため、世界情勢を把握することができる人気シリーズ。
強権的指導者がうごめく、私たちはいかなる時代に立っているかつかむためにーー。
累計227万部の人気シリーズ、第17弾!
【目次】
プロローグ トランプ大暴走。戦後国際秩序の崩壊へ!?
第1章 傍若無人の「ドンロー主義」
第2章 「滅亡するヨーロッパ」?
第3章 第5次中東戦争へ突入するのか
第4章 2027年「建軍100周年」を迎える中国
第5章 「核なき世界」さらに遠くへ
第6章 米中の間で翻弄される日本
エピローグ 「世界史の転換点」に立って
おわりに
主要参考文献一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
70
毎年恒例の一年を振り返る一冊。池上さんの望まざるに関わらずトランプ大統領の傍若無人は止まらない。今年の米中間選挙やイスラエルの選挙で何かは変わるのだろうか。日本の首相はこれもまた池上さんの望まない高市首相になった訳だが、混沌とした世の中で我が国はどの様に進むのか。政局といえば来年の自民党総裁選だが、果たして対抗馬はいるのか。知識を付ける事の大切さを毎年リマインドしてくれる一冊。2026/08/23
kawa
31
最新世界情勢をコンパクトかつ定点観測的に掴める「知ら恥」シリーズ。私的には4作(年)目。傍弱若無人に見えるトランプ大統領のベネズエラ侵攻も、アメリカの歴史を遡ると、1898年米西戦争、1953年イラン・モサデク政権転覆、1973年チリ・アジェンデ政権転覆、1989年パナマ侵攻等、そもそもアメリカに反民主主義的所作のDNAが埋め込まれていることに気付く。グリーンランドの問題も、西部の広大な領土やルイジアナ、フロリダ、アラスカ等が他国購入した領土であることから見れば、それほど突飛な発想でないことが知れる。2026/06/28
ふくとみん
28
池上彰さんが高市早苗首相に違和感を持っていると感じた。日本が戦争に突き進んだことへの反省も明確であった。中国に対するスタンスも慎重さを求めていると思った。読み進めるうちに実感した。2026/07/21
ま
24
トランプのドンロー主義には、もはや呆れるというか何というか。アメリカに限らず、各国が「力こそ正義」とばかりに振る舞い、大義名分すら二の次といった有様。もちろん、国際政治がきれいごとだけで動いてきたわけでもないが、国際法を尊重するという建前すら揺らいでいるように見えるのは、やはり不安になる。ブロックチェーンのように、特定の強者や管理者への信頼に依存せずに秩序を維持する仕組みは作れないいものか。技術だけで国家間の対立を解決できるとは思わないが、誰が力を持っても一定のルールを逸脱しにくい仕組みがあるといいな。2026/10/28
鈴木拓
24
良くも悪くも、トランプに世界は振り回されているという認識は同意である。また、「アメリカが、まるで腐敗した独裁国家の様相を呈して」いるという認識も同感だ。同時に、中国、ロシア、イスラエル、イラン、あるいはヨーロッパ諸国をみても、少なからず独善的な面があることは否めない。リアリズムに基づく力による平和だけがまかり通るのであれば、人間は互いに滅ぼし合う未来しか見えてこない気がする。国際社会がひとつであり、同じ価値観を共有できるだろうという理想を忘れず、理不尽さと戦う姿勢を持ち続けたい。2026/07/28
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