角川新書<br> 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先

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角川新書
知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先

  • 著者名:池上彰【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2020/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040823553

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内容説明

大転換期の裏で進むものは?
独断か? 協調か?
リーダーの決断を問う!

突然世界を襲った新型コロナウイルス。
コロナウイルス危機への対策が世界で実行される中、その裏で世界の大問題は深刻化している。
大転換期を迎えた世界。アメリカ大統領選挙が行われる節目の年に、
世界のリーダーたちはどんな決断を下すのか。
独断か? 協調か? リーダーの力量が問われる中、世界が抱える大問題を知る必要がある。
人気シリーズ最新第11弾。信頼の池上ニュース解説の決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

105
人気シリーズ第11弾。コロナウィルスと自国第一主義が蔓延る世界を相変わらず簡潔に説明。米中の覇権争いや混迷の中東情勢など話題は尽きない。1巻の目次を読み直しても多くの問題が未解決であり、世界情勢を同じ目線から定期的にアップデートできる本シリーズの貴重さを感じる。尚、池上さんの著書に共通する事だがトランプさんと安部さんの事については厳しい意見が多いので認識した上で読む必要がある。2020/06/18

33 kouch

50
ついに登場。コロナ禍とグローバル化。 地球温暖化により開拓しやすくなった北極海→米中ロ覇権争いの新たな火元?中東の歴史を反映、レバノンという国家。朝鮮半島と日本、内政ピンチのときは日本叩き。オリンピック問題、選手ファーストでなくマネーファースト。資本主義の限界→格差社会、ダボス会議、株主主義から社会との調和重視へ。 今回は国内の話題も多い。安倍内閣の歪み。森友/家計/桜を見る会問題を解説。検事総長の定年延長問題。官僚と政治家について。中曽根を振り返る。その外交手腕、新自由主義に基づく政策、原子力の推進。2023/06/25

再び読書

45
これだけ情報が溢れる中、だからこそ、生きていく為に本当に必要な物は何か?それを手にする方法を考慮しないといけないと強く感じる。今の若者はその事を認識しているのだろうか?世界の三大宗教、特に日本人の苦手なイスラム教についての知識が無いと世界を股にはかけられない。tただ、この本を読んでも、この当時ロシア、OPECによりシェール石油つぶしで価格低下作戦が成功した結果、今原油価格の高騰に喘いでいるぼくらは理不尽さに怒りを覚える。シェール石油復活は無いのか?また年々中国の覇権野望が高まる。2021/11/26

抹茶モナカ

41
いつも勉強のつもりで読んでいるシリーズの2020年版。購入後、放置していて、情報が古くなるかも、と、慌てて読んだ。世界情勢を丁寧に解説してくれる良書。池上さんのメディア露出度が今年は少ない印象で、テレビで観たよという解説は少ないけど、やはり、初歩的な解説ではあるのだろう。最近はNHKの『これでわかった世界の今』を観るようにしているので、世界情勢は気にするようにしている自分だけど、あの番組がわかりやすいのもあるけど、僕の基礎知識がこのシリーズで出来ていたのもあろうか。2020/10/25

レモン

37
遂に新型コロナが流行し出した2020年まで来た。ここまで読んできて、ニュースなどちゃんと理解していなかった私は、トランプって大統領としてそんなに悪くもないんじゃ…?と漠然と根拠なく思っていたが、そんな考えは大間違いだったことに気づいた。遂に実行されたブレグジットや1巻からずっと混乱している中東…など、世界の大問題は一向に収束しない。このまま最新巻まで読了したい。「公文書破棄は日本のお家芸」記述が痛快!2023/07/17

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