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内容説明
天智(てんじ)天皇没後の皇位継承争い(壬申の乱)は、大海人皇子(おおあまのみこ)の勝利で終結。讃良皇女(うののさららのひめみこ)のちの持統(じとう)天皇は、夫・大海人の即位とともに皇后となった。夫を支える揺るぎない地位と信頼を得た讃良。だがその政治手腕ゆえに、女として愛されない寂しさに耐えねばならなかった。讃良は、最愛の草壁皇子(くさかべのみこ)を皇太子(ひつぎのみこ)として育て上げることで、孤独感を昇華させようとする。一方、大海人の子・高市皇子(たけちのみこ)は人目をしのんで十市皇女(とおちのひめみこ)と逢瀬を重ねる。しかし、権力維持をはかる大海人の欲望が、二人に暗い影を落とそうとしていた―。皇后として、夫の片腕として、凛と生きた持統天皇。その生涯を里中満智子が史実をもとに壮大なスケールで描く王朝ロマン傑作、第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
47
大海人皇子は天武天皇となり、日本を中央集権国家にしようとするが、しだいに豪族たちの反感が増えていく。そんな中、娘の大伯皇女を伊勢の斎王にする。また大友皇子の妻だった十市皇女を泊瀬の社の斎王にしようとするが、高市皇子との愛を捨てきれない十市皇女は自殺を選ぶ。讃良皇女は天武天皇にとって「いちばんたいせつなかけがえのない支え」ではあるが、「重苦しい」と感じる存在にもなってしまう。後継者候補の草壁皇子や大津皇子もしだいに少年から大人になろうとするところで、讃良皇女は病床につくことになる。今後も波乱は続きそうだ。2025/02/04
そら
39
持統天皇ってもともとイメージ悪かったのか~。この辺の歴史を知らないので、この先何が起こるか興味津々。しかし、皇族たちの近親婚の話ばかりでうんざりする巻だった。女は恋と子育てしかやることないのか(^_^;)。今の時代からしたら、自己犠牲っぽい恋心が重すぎてついていけない💦2021/03/03
☆kubo
14
天武天皇誕生。讃良は女として愛されない寂しさを息子の草壁を皇太子にしようとする事で埋めようとする。子供達の人生を支配しようとする讃良が段々怖く思えるが、求めても与えられない虚しさから他に意識を向ける気持ちもわかるしなあ、うーん。2014/01/23
荒野の狼
12
本作のファンには、「女帝の手記」と「長屋王残照記」はすすめたい。本作は完成に32年を要したため、他二作は、本作の執筆中に描かれている。そのため作画は、他二作のほうが登場人物が似ている場合が多い。作者は主人公にリスペクトを払っているためか、他作品には主人公は登場しないことが多く(逸話という形になる)、たとえ登場しても顔が黒塗りになったりする場合が多い。本作の高市は「長屋王残照記」では後姿のみ、持統天皇は「女帝の手記」では顔は描かれずに登場している。2021/07/04
椿
10
どんなに頑張っても上手くいかない讃良。それどころか、悪い噂の影には彼女がいるかのように囁かれてしまう。本当に人望がなかったのかな~。高市皇子と十市皇女の悲劇は、可哀想で心苦しかった。2016/03/10




