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内容説明
亡き夫・大海人(おおあま)・天武(てんむ)天皇との夢であった藤原京を完成させ、遷都を果たした持統(じとう)天皇。しかし、為すべき国家事業は山積みだった。律令制の整備、歴史書の編纂。すべては隣国・唐との対等な外交を結ぶために。性急とも言える政策は、周囲との軋轢を生み、持統天皇の心を苦しめる。そして、皇女(ひめみこ)たちもまた、立場を越えた恋に心を痛め、それでも強く生きようとしていた。安定した国家作りのために、後継者問題を解決したい持統天皇だが、直系の孫・珂瑠皇子(かるのみこ)は幼く、頼りない。やがて「太政(だいじょう)大臣・高市皇子(たけちのみこ)を次期天皇に」と望む声が高まっていく。そんな中、予想だにしない悲劇が国家の中枢を襲うー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
42
周囲からは独裁者と思われている持統天皇も決して「強い人間」ではないのがよくわかる。但馬皇女は藤原不比等からもらった妙薬を高市皇子に飲ませるが、高市皇子は亡くなってしまい、実は毒薬であることが判明する。藤原不比等は橘三千代と相談し、責任追及を回避することに成功する。最後に柿本人麻呂が亡くなった高市皇子を忍んだ挽歌を詠むが人麻呂の想いがあふれるような歌になっているところが良かった。持統天皇は水銀入りの薬や鉛入りの白粉などで少しずつ健康を害していくことになるが、残された仕事は山積みのまま時は流れていく。2025/02/20
椿
17
藤原不比等は優秀で度胸のある人に描かれてるんだなぁ。但馬に渡した薬は、本当に毒のつもりじゃなかったのかな?2016/03/22
荒野の狼
13
持統天皇:いつもいつも「私は強い」と自分に言い聞かせて―本当は弱い部分もたくさんあるはずだけど 「自分が強い」と言い聞かせることで 自分自身を支えてきた。強いとか弱いとかは思い込みの部分が多い。人は私を「強い人間」と見るだろうが実は「自分は強い」と言い聞かせている人間にすぎない。それでいい。私は強くあらねばならないし、強くありたいのだから。8巻p372021/07/04
更紗蝦
13
讃良の夢の中に建皇子と有間皇子が出てこないのが、なんとも悲しいです。この二人だけは、女帝となった讃良がどんなに政治的に冷酷な判断を下したとしても、あの世から責めることはないと思うのですが・・・・・・。でも、過去の思い出にすがるようなことはせず、自分の心の中に生じた罪悪感を自分自身の力で乗り越えてこそ、讃良なのかもしれません。2013/11/21
あきぽん
12
この巻では藤原不比等・三千代夫妻が宮子などを用いて、後の文武天皇を篭絡していく話が中心になっています。野心家の不比等夫妻と対照的に、穏やかな性格の志貴皇子などが描かれているのも印象深い。そして女達と、高市皇子の突然の死。様々な登場人物が絡み合ったこういう物語、好きだな。次巻も期待。2015/12/10
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