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内容説明
持統(じとう)天皇が即位して、はや6年。次期天皇である皇太子(ひつぎのみこ)を決める時期が近づいてきた。律令制度、国史編纂。近代国家としての礎が固まりつつある中で、誰でも納得する者を選ばなければ、国の乱れに繋がりかねない。持統天皇は孫の珂瑠皇子(かるのみこ)を推したいが、候補者は多い。敢えて合議制という賭けに出た持統天皇だが、吉と出るか。政争だけではない。皇子(みこ)や皇女(ひめみこ)たちの恋は千々に乱れていた。珂瑠皇子の正妃でありながら不倫が露見した紀皇女(きのひめみこ)。相手の弓削皇子(ゆげのみこ)は保身のみを考えるが、紀皇女は愛に生きる決意をした。そんな彼女に柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)が接近する。国史の問題で持統天皇と対立している人麻呂の真意とは。そして、老いの病が持統天皇を蝕んでいくー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
40
皇太子を誰にするかについて持統天皇は皇族を集めて討議させ、葛野王の発言がきっかけとなり、珂瑠皇子に決まる。一方、身勝手な忍壁皇子と恋を自覚することになった紀皇女は恐ろしい結末を迎える。また日本書紀の原案が完成したり、薬師寺の開眼法会などこれまで進めてきたことが少しずつ実を結び始めてきた。持統天皇は皇位継承争いをなくすため、珂瑠皇子(文武天皇)に皇位を譲り、自身も天皇と同じ役割を持つ上皇になることで盤石な体制にしようとするが、人麻呂の左遷や文武天皇夫人の宮子の精神崩壊を仄めかしながら終局へと向かっていく。2025/03/05
そら
36
持統天皇、またも日本初!上皇制度をつくり、孫の珂瑠皇子を文武天皇にして、自分は上皇として政治を行う。やっぱりスーパーウーマンだ〜!そして、古事記と日本書紀に卑弥呼と邪馬台国が出てこない理由。何故かな?となんとなく思ってたんだよね〜。(調べなかったけど😅)。ふむふむ、なるほどな〜。まるで北朝鮮みたい。めっちゃ不自然(笑)(相変わらず、万葉集と激し過ぎる恋心には興味なし😓)あと2巻で終わりか〜。ちょっとさみしいな。2021/04/12
更紗蝦
17
記録らしい記録がほとんど残っていない紀皇女ですが、万葉集に相聞歌が残されているため、その存在は確かなものとなっています。そう考えると、万葉集は、柿本人麻呂が語っている通り、歴史書としての役割を果たしているんだなぁ・・・と思いました。魏志倭人伝の記述を歴史書の中に反映させるかどうかで讃良と人麻呂が対立する展開にはびっくりしました。双方の言い分はもっともなのですが、私は人麻呂の意見の方に共感しました。2013/11/26
ruki5894
13
いよいよ9巻が終わってしまってどうしょう。読み終わるのがもったいなくて。2023/12/25
Ayakankoku
11
老いていく持統天皇を見ながらページを捲る手が止まらなかった。2023/12/18




