集英社オレンジ文庫<br> 掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 八

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集英社オレンジ文庫
掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 八

  • ISBN:9784086806718

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内容説明

その日、東宮妃懐妊の一報が入った。宮中は吉報に沸く一方、男児誕生となれば、主上から東宮へと皇統が移る可能性がある。まだ子のいない主上の女御二人へのプレッシャーは高まり、ある歯車が密かにくるい始めていた……。男児誕生に高まる期待、のしかかる重圧、二人の女御……さまざまな思惑と噂が入り乱れる中、主上はコウ子にうそぶく「私を侮るなよ」。屋敷を買い、働く覚悟を決めたコウ子は定年まで勤め上げることができるのか。秘密を共有し、今や腹心とされるコウ子を巡る主上の仕掛けとは? 最後の最後にとんでもない秘密が待っていた! 最後に笑うのは一体誰? 平安お仕事ミステリー、ついに完結!

目次

1章 菊花宴
2章 亥子餅
3章 壺庭の向こう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
東宮妃懐妊の一報が入り宮中は吉報に沸く一方、まだ子のいない主上の女御2人へのプレッシャーが高まり、少しずつ歯車が狂い始める第8弾。荇子が推挙した如子の昇進の話が挙がる中、立て続けに懐妊した妾を亡くす事態に直面した藤中納言の憔悴と、その流れで思わぬ形から発覚した東宮妃懐妊、対照的な反応を見せた女御2人の想いがあって、信頼されるがゆえに問題に巻き込まれる荇子、といういつもながらの構図でしたけど、今回も彼女の冷静な対処が光っていて、秘密を共有して信頼も厚い帝が彼女を引き立てたくなるのも分かるような気がしました。2025/12/17

らび

20
シリーズ完結編。如子の尚侍昇進、東宮妃ご懐妊と今日も後宮は話題に事欠かない。この時代の夫婦の関係はどうしても男側に寄ったもので妻側の振る舞いが少しでも間違えるともう終わった~になるのが如何ともしがたい。先を越された弘徽殿女御の折れた心と麗景殿女御の聡さが哀しく感じる。相変わらず帝の策士ぶりに振り回される荇子ですがそれ故に自分の身分を持ち上げようとするとても良い上司wそのような手があったとは「侮るなよ」ですね。まだ続いても良かったのですがこれにて大団円!お疲れ様。2026/01/22

宇宙猫

15
★★★★ 全部うまくいくとのほのめかしで終わりなのは、余韻を残しすぎじゃないかな。もうちょっと完結感が欲しかったな。2026/02/15

すがはら

12
男性陣に比べて多種多様な女性達が登場するシリーズ。今回の史子さんは誰もが認める人格破綻者とのことで、もう誰が何を言ってもダメなのでしょうか。せめて元夫が新たな恋人でも得て幸せになりそうな流れにしてくれたら良いのに、嫌な余韻が残ります。ここは伊予ちゃんが行ってくれても良かったのにな。そしてやっぱり、帝の前中宮に対する悪意が気分悪い。主役のコウ子や如子が有能さを評価されてしっかり地位を築いていけてるのは嬉しいけど、帝の妻達が心を折られるのをどこか冷ややかに見てる雰囲気が作中に漂ってるような。薄ら寒いぜ。2025/12/30

まいさん

11
もう少し続くのかと思っていたが、シリーズ完結。荇子の将来の見通しも立ったようだし、主上も腹心をガッチリ掴んだところで大団円。2026/01/08

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