黎明期の経済学

著者名：阪本達哉【責任編集】

日本経済評論社（2017/02発売）

• ISBN：9784818817609

内容説明

混沌性をはらんだ体系化以前の経済学17～18世紀の啓蒙思想形成期にあたって近代国家と市場経済システムの完成を目のあたりにする一方で、文明社会がもたらす様々な危機と不安定性を意識していった思想家達を再検証する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

黎明期なのでまだ経済学というよりも社会思想を経済的な観点から分析した論文が多かったように感じました。今読んでいる河合栄次郎全集の内容に比較的にています。ぺティやロック、マンデヴィルなど社会状況の分析という意味合いが濃いと感じました。

2014/10/27