内容説明
映画の撮影中に起きた衝撃の感電事故──監督のジョッシュ・モロがセットで絶命し、現場は大混乱に陥る。撮影クルーのためのケータリングを担当していた〈インディゴ・ティーショップ〉のオーナー、セオドシアは、ちょうど監督の指示で、茶葉占い師の役を急きょ演じていた最中に事件に巻き込まれてしまった。撮影が行われていたのは、悲惨な幽霊話が伝わる古い館。撮影スタッフも知らない秘密の通路もあるという、いわくつきの場所だ。やがて捜査が進むにつれ、映画委員会のメンバーが次の犠牲者に。紅茶占いの示す不吉な“予兆”とは!? セオドシアと相棒ドレイトンは、華やかな銀幕の裏に潜む真実へと迫っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みにみに
10
お茶と探偵シリーズ27作目。幽霊話が伝わる古い館での映画撮影のケータリングを頼まれたセオたち。撮影の最中に監督が殺され、当然のごとく首を突っ込むことに。いつもながら素晴らしいお茶会に、いつもに輪をかけて暴走するセオ。だから何で現場に侵入するとかホテルに泊まってる関係者に突撃するのよ。鍵を盗んでまでそんなことするし、ホテルのスタッフも簡単に客の部屋を教えるなと思う。計画性がなくやり方がスマートじゃないのがどうしても気になってしまう。何より巻き込まれるドレイトンが不憫すぎるよ。お菓子は美味しそうなのに…。2025/12/08




