内容説明
正義とみのるの遺伝上の父親・染野閑が見つかった。遺体として。ジェフリーから情報を得た正義はみのるとともに、盛岡の警察署まで赴き遺体と対面して本人確認をした。遺体を荼毘に付したあと、ホテルで正義がリチャードと電話している声が漏れ聞こえてきた。「よかったと思ってる」という正義の言葉にショックを受けたみのるは、自分の感情を整理しきれず、言葉の真意もはかりかね、正義とどう相対していいか分からなくなってしまい……? 大人気シリーズ、感動の最終巻!
目次
case.1 さよならとカフスボタン
case.2 告白とペンダント
case.3 セレスタイトは歌う
case.4 比翼のマグル・ガル
extra case. めぐる色相環
coda 休暇
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
正義とみのるの父親・染野閑が遺体として見つかり、ジェフリーから情報を得た正義がみのると共に盛岡に向かう第15弾。実感もないまま本人確認をして荼毘に付した後、リチャードと電話する正義の言葉にショックを受けるみのると、気遣ってくれる友人たち。みのるがヴァンスから聞いた話や真鈴が見せた覚悟。みんなそれぞれ成長しているんだな…と感じるエピソードからの急展開でリチャードも冷静ではいらなれない状況は一体どうなることかと思いましたが、比翼ともいうべき存在の2人が迎える、大団円ともいえる結末を最後まで読めて良かったです。2025/11/19
ひめありす@灯れ松明の火
22
このシリーズは節目節目で表紙に正義とリチャードのバストアップの2ショットを同じ構図で描いてくださり、それが関係性の変化がよく現れているもので、楽しみの一つとなっていたのですが、とうとうそれも見納めです。さみしいけれどこの帰結を見届けられて嬉しい。私のいけない銀座にはエトランジェがあって他のみんなも何処かで元気に笑ったり泣いたり怒ったりしながら、たまに宝石のようにキラキラしながら生きているのだろうなって思います。2026/01/24
みうむん
16
こういうクライマックスは勘弁して💦という辛い展開が待っていた完結編。しかし、今まで他人事として捉えていた法的な事、例えばパートナーに何かあった時、同性婚が法的に認められていないので、病院などで部外者扱いされてしまう現実。その理不尽さを物語を通じて痛感させられた。また、若年の悩める人びとへ、辛いことがあっても生きていれば明るい未来がきっとある、というエールが込められたラストだった。あらゆる偏見や差別がなくなりますようにと祈らずにはいられない。本編は終わったが、あと1冊分厚いお楽しみ本がある。またの楽しみに2025/12/11
毎日が日曜日
14
★★★+ 完結。結婚してしまった。2025/12/03
栗山いなり
9
みのる達の身に起こる最後の波乱とこれからを描いた物語シリーズ最終巻。内容自体は普通にいい感じだと思うけど最後に俺の苦手な要素がハッキリと出てきたのは何とも言えない気分だった。これは俺が悪いんだけどな…2026/02/08




