内容説明
ライラット王国での“不可能任務”を終え、『灯』は1名を除いてディン共和国に帰還した。そして1年が経過――。防諜任務に励む《浮雲》のランの新たな任務は――【救国者『灯』が二心を抱いていないか調査せよ 】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
45
【新章開幕】 暁闇計画を巡って意見が対立したことでクラウスが灯から去ってから一年、少女たちがどのように過ごしているかを元鳳のランの視線から見る今巻。ファイナルシーズンの開幕ということですが、無難にまとめてきたな、という印象。今後の方針が固まったことで次巻からも楽しみです。2025/12/19
雪紫
43
2026年最初の読了本。前作から1年進みファイナルシーズン開幕。あの前巻からアネットとグレーテさん、とんでもない方向に重く進化してません?誰を信じればいいのかわからないまま(ラン辛いよな・・・)、丁寧に進んだところで「灯」の爆発力、めっちゃ炸裂しましたね・・・。種明かしからの展開はまさに夢幻劇。そして、彼女達らしいもの。次の巻はどうなる?そして誰になる?2026/01/01
よっち
24
王国で革命を成し遂げ、共和国の救世主として帰還を果たした『灯』。共和国の防諜組織『巓』に属する《浮雲》のランは『灯』の裏切りの可能性を調べる任務に就く第14弾。一年が経過して先生と完全に袂を分かち、各々がスパイとしての道を見つけた『灯』の少女たち。 彼女たちと親交の深いランが信頼関係を活かして想いを探る不可能任務に挑むストーリーで、再会を重ねていく中で少女たちの成長が感じる一方、現在の覚悟、選択、未練も浮き彫りになって、会話の端々に仕込まれた伏線と心理戦を絡めながら、後半の鮮やかな回収が効いていましたね。2026/01/20
椎名
8
長いシリーズになるとこれをいつから考えていた?という疑問と同時にいや、恐らく考えてなかったけど、続くうちに綺麗に嵌まったんだろうな……と感じる瞬間があって、今の本作は毎巻のようにそれがあり、それこそがシリーズ化したときの醍醐味のような面白さだよなと感じている。現在の灯を外側から追いかけていく中で見えてくるものは、かつてと変わらない彼女たちの姿だ。たった一つ、灯というものを変えないための変化を遂げているのが美しい。ティアの二つ名に込められた意味に本当にぐっときてしまった……。2025/11/22
MoriTomo
7
『灯』と親交の深いランが各メンバーの心境を追っていく描写がとても印象的で、彼女たちの成長が丁寧に浮かび上がっていました。 パイという過酷な任務を積み重ねてきた彼女たちが、これまでの経験と蓄積した想いの変化を胸に進んでいく姿には、圧倒されるほど心を揺さぶられまそた。 頼もしさが増した一方で、悲痛な心境が垣間見える場面もあり、それぞれの個性を残しながら多面的に描かれている点が感慨深かったです。これまでの道のりを糧に、彼女たちの行く末がどうなるのか、最後まで見届けたいと思わせる展開で、次巻も楽しみです。2025/11/24




