内容説明
宿敵である謎のスパイチーム『蛇』の尻尾を掴んだクラウスは、その正体を暴くため敵の潜伏場所へ『灯』全員で向かう。しかし一同に待ち受けていたのは、恐怖渦巻く戦場に、想像を絶する強大な悪だった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
130
これまでも毎巻、仕掛けがあったので今回もそういうのがあるだろう。警戒して読んではいるものの、4巻目まできてあの手この手はあるもんだねえ。今回はムザイア合衆国が舞台の諜報戦。前巻で煮え湯を飲まされ自信喪失したティアを中心として、お話が展開する。他の少女たちもタッグチーム的に3組に別れて活躍し、それぞれに楽しい。直接的なアクションあり、異能を使った駆け引きあり、頭脳戦あり、といった調子で一冊で楽しめる要素が多々。次巻からセカンドシーズンだそうで、より面白くなることに期待。「このラノ」2位シリーズの実力を堪能。2021/01/04
海月
78
ファーストシーズン終了。 楽しかったけど今までの1〜3巻に比べると攻撃力が弱い印象…。物足りなさが残る内容かなと。 ストーリーは3巻の続きで蛇のメンバーである紫蟻との対決。さすがアリだけあって出るわ出るわ(笑)ただかのバカの壁作者の養老孟司先生は言いました!働き蟻の2割しか仕事をしないと…そんな真実を知りながら読んでしまった自分…。今回の物語とはもちろん関係はありませんがね☆ そして次巻ですが短編集買うべきだろうか?もう5巻は用意してあるが…短編にまで手を出そうか悩む…。2022/02/12
芳樹
73
【電子】敵スパイチーム『蛇』を追いムザイア合衆国に潜入したチーム『灯』。一行を待っていたのは想像を絶する悪意で…。コンビを組んで敵と対峙するバトルシーンは手に汗握る展開で、そして今回焦点が当てられてたティアのエピソードにはジーンと心に来るものがありました。今回も冴えた仕掛けがあり、読み応え十分です。今回の事件でチーム『灯』は遂に完成形になった感じがありますね。そんなチームを待ち受ける次の任務は?今後の展開が大いに気になります。2021/01/07
よっち
55
宿敵『蛇』の尻尾を掴み、全員で敵の潜伏場所へ向かうチーム『灯』。しかしそこで想像を絶する強敵「紫蟻」が一同を待ち受ける第四弾。大戦後の今後の行く末を決める経済会議。そこで暗躍するスパイを探るため潜入するメンバーたち、そんな中唯一不安を抱えたままリーダーを託されたティア。立ちはだかった「紫蟻」はなかなかの強敵でしたけど、「灯」の面々もギリギリの局面に追い込まれても諦めない絆を信じる姿がカッコよくて、何よりティアが過去を乗り越えて成長する展開にはぐっと来て、クラウスさんは圧巻でした(苦笑)続巻も期待してます。2021/02/06
まるぼろ
49
ファーストシーズン最終巻。帝国の諜報組織「蛇」の尻尾を掴んだクラウス達「灯」は正体を暴くべくムザイア合衆国の首都ミータリオへ赴くが、そんな中でティアだけはスパイとしての自信を喪失しており…というお話です。感想はと言えばファーストシーズンを締め括るに相応しいティアの立ち直りと成長した「灯」の活躍に相応しいお話でした。周りの成長と前巻での失敗から自信を失っていたティアが紫蟻の非情な手管を前に「英雄」として対峙する所も、またクラウス達の活躍も「極上」と呼べるものでした。次巻からはどんな話が始まるのか楽しみです。2020/12/28
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