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内容説明
王位継承をめぐる争いから内乱の様相を呈し始めた琉球王国。曚雲国師の妖術に惑わされた暗愚な尚寧王のもと、廉夫人、忠臣毛国鼎らは命を落とした。寧王女の絶体絶命の危機を救った為朝は、曚雲を討つべく南風原へと赴き利勇と対面する。そして生き延びた毛国鼎の子、鶴と亀は因縁の敵である阿公と対決。曚雲、利勇、為朝、知略と謀略がぶつかり合う三つ巴の戦いを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
道楽モン
48
前巻では、ほとんど登場しなかった主人公・鎮西八郎為朝。ここから満を持して物語は進んでゆく。とはいえ、前巻の琉球王国の歴史がベースとなっているので、勧善懲悪っぷりに、すでに期待とのめり込み度はマックス。もう、読者として曲亭馬琴の掌で転げ回っております。江戸の戯作者は本当に凄い。膨大な資料を読み込み、物語構造を研究し、商業的な効果を視野に入れた分冊形式。いやはや、温故知新で現在の作家たちも見習うべきことが多いのではないか。流行の形式や、出来上がったニーズに供給することだけがベストセラーの条件ではない筈だ。2025/12/31
星落秋風五丈原
21
為朝は、曚雲を討つべく南風原へと赴き、琉球国の高官で、曚雲打倒に燃える利勇と対面。しかしなにぶんにも身一つできたものだから、利勇が為朝にミッション・インポッシブルを課す。三つのタスクを三日で終えたら雇うけど、一つでも仕損じたら、城に来るな! 現代社会においても、結果をまず出して、雇うかどうかはそれから、というのは、当然。利勇、まともだ。為朝どう倍返す。知りたいのか、知りたくないのか、微妙ながら、為朝と寧王女(魂は白縫)の、トライアングル・ゴースト・ラブの行方や、いかに。 2026/01/08
春風
8
第4巻。『拾遺』。帯の「為朝、最大のピンチ!」は煽りすぎなのではと思ったが、本当にピンチが訪れた。物語は急転直下を迎え、クライマックスへ。3巻まででも十分面白かったが、最終決戦が始まったのか、はたまた間近に迫っているのか、心躍る物凄い展開である。200年前の作品にここまでの波瀾万丈な大展開は期待していなかったが、いやはや。馬琴恐るべし。「日本のマンガ文化の原点はーー」などとはよく言われる言説であるが、江戸期にはその原点が様々に散っていたのではないかなどと思う。北斎もまた、汚物の登場で筆が躍っていた。2025/11/14
果てなき冒険たまこ
5
鎮西八郎為朝の活躍もようやく佳境を迎えつつあります!良訳もあってテンポよく進む為朝の冒険は今読んでも十分に面白い。完璧なスーパーヒーローじゃなくてどこか人間的なのも善き。伏線だとか予想外の展開がとかばかりの今の小説を読んでる人には物足りないかもだけどバローズの火星シリーズで育った身としてはとても満足。さて第五巻でどんな結末を迎えるのでしょうかね。2025/12/16
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