光文社古典新訳文庫<br> 椿説弓張月5

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光文社古典新訳文庫
椿説弓張月5

  • ISBN:9784334108748

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内容説明

絶体絶命の危機を脱出した為朝と寧王女は巴麻島へと渡り、神仙の導きで舜天丸と家来の紀平治と再会する。また鶴と亀は因縁の敵である託女、阿公を天孫廟で討ちとる。こうして為朝と舜天丸はふたたび首里を攻めて曚雲と雌雄を決する。その後為朝は八頭山にのぼって神仙と出会い、また残った舜天丸はついに琉球王となる。登場人物それぞれの因縁、生前と死後のことなどがすべて明かされる最終巻。全5巻完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

21
ここに至るまで、どれほどの犠牲があったことか。為朝は、今でいうところの内地人(ウチナンチュー)ではなく、外からやってきた、本土の人、まれびとだ。彼がいなければ琉球王朝は腐敗臭を放って滅びただろう。しかし、劇画調、もとい、劇薬為朝の投入で、あっという間に片がついた。しかし、その代償は大きい。命を捧げても惜しくない英雄・為朝のために、山雄、野風、真鶴、白縫、寧王女、琉球の人々も、他の人々も亡くなった。この事実は、源平合戦のはるか先、二十世紀のど真ん中の、ある戦いを、思い起こさせずにはおかない。2026/01/15

果てなき冒険たまこ

5
あー、遂に完結か。5分冊になってたけどわくわくが継続できてよかった。昔の人は常識として知っていたであろう鎮西八郎為朝や八幡太郎義家なんかの通り名がある武将をめぐる物語って基本的に面白い。そういう意味でこの光文社古典新訳文庫には期待したいな。今のところ太平記は出版されてるみたいだけど個人的には平家物語を筆頭とする軍記物はぜひ積極的に訳してもらいたいものだ。まずは源平盛衰記とか義経記とか里見八犬伝はいかがでしょうかね、光文社さん。2026/01/18

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