内容説明
執念の取材が問う――戦争とは何か
戦争ノンフィクションの金字塔、待望の復刊!
空母4隻を撃沈され、日本海軍が大敗を喫したミッドウェー海戦。地を這うような取材で日米戦死者3418名の詳細を明らかにし、彼らと遺族の声を丹念に刻んだ渾身の記録。
空母「蒼龍」艦長・柳本柳作大佐と妻アヤ、生還した空母「赤城」艦長・青木泰二郎大佐の苦悩、米駆逐艦「ハマン」で戦ったイタリア系移民の息子、若くして散った命と残された日米の母の長き歳月。[全5巻]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイトKATE
19
2巻では、戦死した兵士の家族に焦点を当てている。私が印象に残っているのが、遺族となった母親たちである。澤地久枝への取材では淡々と語っているが、母親たちの言葉の節々には子供を失った苦しみと、自分だけが生き残ってしまったという後ろめたさを背負っていたことが伝わってくる。澤地久枝の文章は、ノンフィクションの手法に従い冷静に書いている。冷静に書いているからこそ、戦争の悲しみが心に届いてくる。2025/11/25
aeg55
1
著者によるミッドウェー海戦全戦没者調査に基づくオーラルヒストリーの第2巻。ミッドウェーで戦死後に子供が生まれた日米兵士、銃後の話が淡々と書き綴られる。読んでいて1巻よりさほどメンタル的にキツくないのは、個々の話の情報が少なめである事にあるように思えた。どちらかというと著者の取材ドキュメンタリー割合がそうさせているのかもしれない。 余談だが『蒼海よ眠れ三』が読書メーターで検索できないのは何故なのか?2026/04/07
吉田よしこ
0
★★★★☆2025/12/01
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