内容説明
店子の家離れが続く江戸・深川の鉄瓶長屋。
同心の平四郎は、八百富の太助殺しから始まった一連の出来事が仕掛けられたものだと気づく。
長屋の地主・湊屋総右衛門は店子をひそかに追い出そうとしているのか。
平四郎は甥の美少年弓之助と十七年前湊屋で起きた失踪事件にたどり着く。
「宮部ワールド」真骨頂!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
leelee
8
新装版での再読、何度読んでも面白い。のほほんと生きているようで、平四郎は庶民の味方。弓之助やおでこが物語の中で上手く動いている。お徳さん、最高!そしておくめさんとの関係に涙、鉄瓶長屋が無くなるのは淋しい。佐吉のその後は“日暮し”で…大人になったおでこは“きたきた”で…“ぼんくら”は序章のようで、いろいろ楽しみは続くのです。 2026/06/07
くまかほ
7
鉄瓶長屋が無くなってしまうのは寂しい気もしますが、それぞれがそれぞれの所で幸せに暮らせれば...と思います。2026/04/16
ぷにこ
5
再読2025/10/13
あまいちろう
4
江戸深川の鉄瓶長屋にまつわる物語。同心の平四郎は、地主の湊屋惣右衛門が店子を追い出そうとしていると考えるが、全体像が見えない。ここで甥の弓之助という可愛い助っ人だ。何と十二歳にして鋭い推理力を持ち平四郎の良きアドバイザーとなるが、まるで明智小五郎の助手の小林少年のようだ。加えて頼りがいのある岡っ引きの政五郎、記憶力抜群の少年おでこを登場させて真相に迫るが、結果やいかに。人の心の醜くさも垣間見えるが、最後は心がほっこりさせられる作品で、気持ち良く本を閉じることが出来た。2026/01/12
ぺしみち
3
おでこちゃんが可愛い。2026/01/09
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