内容説明
カラマーゾフ家の人々の間にさまざまな思惑が入り乱れる中、ついに父フョードルが殺害される。
はたして犯人は……。
好評の江川卓訳第三巻。(全四巻)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
植岡藍
3
カラマーゾフの中に好きな場面はいくつかあるが、ミーチャがアンドレイの馬車でモークロエに向かう場面、そして、予審の中でミーチャが見る夢、ここは欠かせない。今回は注釈もありかなりディティールまで読むことができ、当時のロシアにもスイカはあるんだな……などということに今更気づかされたりもした。2025/09/12
読書三餘
1
まだ来るか、大きい波が。と読み手の心を揺り動かすミーチャの動静は、第三編の血肉となって騒ぎ疼いている。父親の遺伝を感じさせる狡猾さと激情に、第一巻での過剰なまでの振舞が活きてくる。こう見てくると、壮大な長編群像劇に見合っただけのキャラクターが混雑していないことに一驚せねばなるまい。かりに恋愛や利害関係だけで繋ぎ合わせた相関図を提示されては文学として破綻を来す。あらためて本作の緻密に計算され、さらには心理を超越して〈感情〉がリンクする箇所を見よ。悲しみに暮れるカルガーノフがアリョーシャを、グルーシェンカを→2025/12/09
Ryu
1
こんなにおもしろいのにダラダラ読んできた。次でラスト!2025/08/31
NAGISAN
0
第2巻と違ってスムーズに読めた。以前読んだときは流し読みだったのかもしれないが。。。イリューシャとコーリャの関係性には、文字以外の何か伝えたいことがあるのかと思いながら読んだ。他はくどいほどの書きぶりなんだけどなぁ。2025/10/07
ゴリラ爺
0
第8〜9編のミーチャのくだりが愚劣過ぎて辟易した。くどい。滑稽を通り越している。また、説明的な叙述が続く箇所と台詞パートの按配が良くないように感じた。ドストエフスキーのメロドラマ志向と口述筆記の冗長さが悪く作用した巻だと思う。第10編からやっと動きが出て生き生きとしてくる。病床に臥した少年の前で『コーリャは、貴重な時間をむだにすまいと、やたらとせき込んだ様子でペレズヴォンに声をかけた。「死ね!」すると犬は急にごろりと横になり、仰向けになって、四本脚を上に向けたままじっと動かなくなった。少年たちは笑い…」2025/08/31
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