内容説明
ドストエフスキー作品の謎に最も迫った翻訳者・江川卓による魂の訳業、初文庫化。
各巻に、訳者自身による詳細な注解を付す。〈巻末資料〉訳者解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イヌネコ
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個性豊かな登場人物から発せられるセリフの一つ一つにおける破壊力が凄まじい。現実にありえそうだとか、ありえなさそうだとか、そうした議論を超えて、読者に有無を言わせぬ展開、勢い。「世界文学史上の傑作と称される」のも納得せざるをえない。情欲に生きるカラマーゾフ、そしてその中にあって純真な心を忘れない、敬虔なアリョーシャ。信仰と現実の対比。しかし、ある種動物的な衝動を開けっぴろげにする他の人物とは異なり、アリョーシャは一貫して理性的な態度を保っており、その点を僕は不気味に思った。あまりに人間から逸脱している。2025/08/17
Ryu
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10年ぶりの再読をエガタク訳で。やっぱり世界一おもしろい小説だ。2025/08/06
加藤翼
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宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか?』を18禁でガチでやるとこうなるんだろう…という本作ですが、以前はイワンに肩入れしていたのにすっかりアリョーシャ派に。思想書としても半端ない名著ですが、よくこんな酷いことできるね人間じゃないねという描写も多く…2025/06/24
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