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内容説明
『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』などの作品で知られ「最初の真のアメリカ人作家」とも称されるマーク・トウェインの短編集。表題の「百万ポンド紙幣」ほかユーモアに満ちた色褪せることがない七編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
107
【マーク・トウェイン誕生日読書会’18】なんと贅沢な児童書だろう。マーク・トウェインの短編に『もう ぬげない』等のヨシタケ シンスケさんの表紙・各話扉絵。表題作の『100万ポンド紙幣』は、もしも正直で利口そのものの外国人がロンドンで路頭に迷い、一人の知り合いもなく、100万ポンド紙幣の他は金もなく、なぜその紙幣を所有しているのか説明するすべも持たないとしたら、その人物の運命はどうなるか?という大富豪の兄弟の賭けに選ばれた男の物語。ちなみに100万ポンドは現在の相場でも、およそ1億5千万円。作品が発表→続2018/11/30
nuit@積読消化中
102
【マーク・トウェイン誕生日読書会’17(11月16日~11月30日)】今月30日はマーク・トウェインのお誕生日だそうです!『トム・ソーヤの冒険』などで知られる世界的に有名なマーク・トウェイン!実は私、初読み作家さんでした。本書は洗練されたユーモア溢れる7編の短編集。当時の様子を風刺や皮肉を交えながら、人間の本質を突きつけられました。地味ながらも「実話 一言一句、聞いたとおりに再現したもの」は心に残る良作。その他、表題作の「百万ポンド紙幣」をはじめ、人生の教訓となる作品がセレクトされておりました!2017/11/23
keroppi
66
【マーク・トウェイン誕生日読書会’24】イベントにちょっとフライング。ヨシタケシンスケのイラストに惹かれて手に取った。ユーモアにあふれ、人生の機微を描いている。「天国だったか?地獄だったか?」では、ラストを読者に投げかけてくる。さぁどっちだったのか?私は…です。2024/11/12
涼
53
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/07/post-6483fd.html 7篇の短編集だが、一番最後の表題作【百万ポンド紙幣】が楽しかったです。 舞台はアメリカではなく、ロンドンでしたが。イギリス流「「わらしべ長者」かな? ちょっと違うか。2025/07/12
kei
35
【マーク・トウェイン誕生日読書会’21】短編7つ。挿絵はヨシタケシンスケさん。意外。理屈のない奇想天外なお話って現在はなかなか発表されない(破天荒である場合理由付けがされる)ので昔のこういった作品を読むのは心躍ります。いくつか既読作品あり。「彼は生きているのか、それとも死んだのか?」詐欺話。今でも成功しそう。「天国だったか?地獄だったか?」個人的No.1。真実そのものと優しい嘘を神の天秤に載せるとどうなる?「百ポンド紙幣」既読。お面白さでいうと群を抜いている。2021/11/24
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