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内容説明
人生においても、その作品においても、多彩で多面的な作家、ジャック・ロンドン。200以上もある短編のなかから「世界が若かったころ」「命の掟」ほか、生きるために生きのびるために知恵の火をおこす人々の物語を贈ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
120
世界ショートセレクション、3作目です。ジャック・ロンドン、初読です。著者は名前からイギリス人かと思っていたら、アメリカ人でした(笑)大作家らしく、どの短編も読みごたえがありましたが、特に表題作「世界が若かったころ」がオススメです。3月は本作で読了、31日あったにも関わらず、1万頁ギリギリで、2月よりも読めませんでした。2017/03/31
yumiha
49
夫の本棚の谷川ジロー『凍土の旅人』の原作者だったのでチョイス。7編の短編のなかで衝撃だったのは「たき火」。北陸育ちだから、吹雪の中を泣きながら2キロの道を登校した記憶はある。が、ユーコン川流域の極北はそんなもんではなかった❗️零下50~60度の殺人的な寒さの描写に圧倒された。「命の掟」も、楢山節考を思い出させる厳しさだった。2024/03/17
マリリン
48
ショートもジャック・ロンドンらしい野性味溢れた作品だが少し趣が違う色彩も感じる表題作「世界が若かったころ」は、着想が面白い。自分の中にも野生が、いや別人格が存在するのかもしれないし、そんな部分が現れたら面白そう。隠したくなるのが真情かもしれないが好奇心を刺激する。「たき火」は”熾す”から積んであるあの作品が脳裏をかすめる。寒冷の地を彷徨う人間と犬の姿は野生の本能を刺激する。寒そうだけど。既読作品にない味わいがある本書は、ジャック・ロンドン好きにはたまらない面白さ。短編7作は著者の様々な顔を見せてくれた。2023/09/28
フリウリ
40
「荒野の旅人」「世界が若かったころ」「キーシュの物語」「たき火」「王に捧げる鼻」「マーカス・オブライエンの行方」「命の掟」の7編所収。一冊の有名な本以外には、たぶん読んだことのない作家とおもいます。厳しい自然のなかでの人間の生活、生死をテーマに、主に20世紀初頭、未開感のあるアメリカ(人)が描かれています。「命の掟」ではアラスカにおける棄老の風習が、「たき火」では凍傷で身体が侵されていく恐怖が、緊迫感をもって描写されています。人間一人では、自然に立ち向かうなんてできゃしない。心底怖いとおもう…。82025/09/27
そふぃあ
31
題名に魅力を感じて手にとった、はじめてのジャック・ロンドン。どの短編も面白く引き込まれてしまい、一気に読んでしまった。極北の世界での人々の営みは、死の身近さを、命の輝きを浮き彫りにする。表題作「世界が若かったころ」が特に面白かった。2020/07/13
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