小学館ジュニア文庫 小学館ジュニア文庫 名探偵コナン 隻眼の残像

著者名：水稀しま【著】/青山剛昌【原作】/櫻井武晴【脚本】

小学館（2025/04発売）

• ISBN：9784092315105

内容説明

氷雪吹き荒れる山岳で起こる因縁のミステリ！

小五郎に警視庁時代の同僚だった「ワニ」から電話が
入る。コナンたちが一緒に事件を解決したことがある
長野県警の大和敢助刑事が巻き込まれた事故につい
て聞きたいという。10か月前、ある事件の関係者を追
っていた敢助が雪崩に飲み込まれたのだ。奇跡的に生
還したものの、左眼を負傷し隻眼となっていた。その
後敢助は、侵入事件の事情聴取に訪れた天文台の
巨大パラボアンテナで負傷した目がうずき出し…。一方、
ワニとの待ち合せ場所に向かった小五郎とコナンたちは、
響き渡る銃声に走り出すが!?

※対象年齢：中学年から
※この作品はカラーが含まれます。

(底本　2025年4月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナオミ]

大ヒット上映中の映画のノベライズ。 映画を観たあとに復習で読んだ。映画で気づいてなかったこととか文章で読むと深みを増した感じで読んでよかった。

2025/04/26

[甘木]

映画では気付かなかったけど、高明が発見された時に「そこだけ今まで人がいたかのように雪が解けて氷面がむき出しになって」いたとあって、ちゃんと景光はそこにいて助けてくれたんだなと泣いてしまった。 読み終わってから映画を見ると、炭の粉をお墓の周りに撒いている描写に気付いたり。 映像でハロ嫁と同じ地下シェルターだなと思ったけど、実際に安室がその時のことを思い返す描写があって、ハロ嫁と対になる話として加害者と被害者遺族のその後により深く踏み込んだ話になっていてよかった。

2025/05/03

[とおこ]

「信頼」だったのか「信用」だったのか台詞確認したくて。「信頼」で合ってた。勘ちゃん「信頼できる」って言ってた。映画でカットされたちょっとしたシーンが嬉しい。哀ちゃんが証人保護プログラムのこと思い出してるシーン、そうだ彼女そんな台詞言ってたなって映画で見たあの笑顔を思い出した。

2025/04/20