やわらかスピリッツ 異世界失格（１３）

著者名：野田宏【原作】/若松卓宏【作画】

小学館（2025/04発売）

• ISBN：9784098634552

内容説明

累計58万部突破！心中文豪、異世界執筆譚

勇者トーラスの剣をめぐって
今、熱砂の中でいくつもの
血戦が巻き起こる。

ある者は大切な者を守るため、
ある者は自らの過去と決別するため、
ある者は傑作を書き上げるためーー

“憂鬱”の堕天使・センゴクの
内なる破壊衝動が生み出した
怪物と対峙する者たちが、
戦いの果てに目にするものとは･･･!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

堕天使センゴクの猛攻に立ち向かうのは、転移弱者たち。今までの生きざまをやり直すべく、しょうもないチート能力のコンビネーションで善戦する展開はアツい！絶体絶命でも「当然、ガンガンいこうぜ！」と諦めない姿が奇跡を起こす。ついでに“いただきオジサン”たちも侠気を振るい参戦。ホントにしょうもない勇者たちだが、応援せずにはいられない（苦笑）。闇と狂気に堕ちたセンゴク、死神に愛されたヴィクター、勇者の剣に選ばれたニア、そしてセンセーが邂逅の時。

2025/05/06

[わたー]

★★★★☆どう見ても厄いのに、あの場面で躊躇なくヘルムを被ってしまうのがセンセーのセンセーたる所以だよなあ。

2025/05/08

[毎日が日曜日]

★★★＋

2025/04/27

[文麿]

読み始めたが浦島太郎状態だったので前巻の12巻を再読。不思議なくらいに全く覚えていなかった。今巻は主役になれなかった者たちのサイドストーリーがメイン。異世界転移した誰もがヒーローになれるわけではない。だが弱いながらも行動を起こした彼らは間違いなくヒーローとなった。異能を持っただけで無双する物語も痛快かもしれないが、こういった泥臭い戦い方も胸を打つものがある。「自分だって」と思わせてくれる良作。あと、最近の魔法系でよくある球形正六角形バリアの中にちゃんと正五角形が描かれている点も評価したい。

2025/04/11

[ちいたけ]

（紙）せんせ、それ被っちゃったか～～。(笑）

2025/04/13