やわらかスピリッツ 異世界失格（５）

著者名：野田宏【原作】/若松卓宏【作画】

小学館（2021/07発売）

• ISBN：9784098611041

内容説明

アンチ異世界転生ファンタジー、最新刊！！

ドワーフの国・ゲルプに舞い降りた
＂強欲＂の堕天使・ユリコ。

彼女はかつて、
神官・ヴォルフに導かれ
魔王を倒し、世界に平和をもたらすため
習練を続けていた転移者だった。

闇に堕ちた少女との哀しき闘い。
その果てにセンセーが紡ぎ出した
新たな物語とは・・・？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

堕天使の軍に一歩も退かぬドワーフ王国と風使いの神官ヴォルフ。先生の出番は無いかと思われたが・・・。闇堕ちしたかつての弟子に連れ去られたヴォルフを追う展開。先生が伴った老婆の正体、そして闇堕ちの理由。解決したかに見えた問題は、現世に持ち越されただけなのか？様々な疑問が消えては沸く。更にわけあり風な“憂鬱”の堕天使に加えて、先生が追い求めた“さっちゃん”も登場、サラッと挑発して去っていく。む～ん、ラスボスはさっちゃんだったりするんじゃないか？

2021/07/23

[わたー]

★★★☆☆自分の思うがままの事象を具現化する強欲の堕天使。かつては魔王討伐にひたむきだった彼女がなぜ堕ちてしまったのか、その物語をセンセイが紡ぎ出す…という内容なのだが、なんだかすごくアッサリと終わってしまった印象。センセイらしいちょっとアレなシーンが少なかったからだろうか。そのあたりは次巻に期待したい。

2021/07/12

[じゃっくすけりんとん]

★★★★☆

2023/08/28

[ダリア]

強欲の姉妹話。この話、かなり好みだ。これで勇者召喚の問題提起になりそうだ。一種の誘拐なのだから。先生はようやく、さっちゃんと再会。即、心中しようとするブレなさは流石、先生だ。しかし、さっちゃんの感性もかなり独特で、先生の心中仲間なだけある。

2021/08/23

[毎日が日曜日]

★★★

2021/08/01