電撃の新文芸<br> 煤まみれの騎士 VI

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電撃の新文芸
煤まみれの騎士 VI

  • ISBN:9784049159400

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内容説明

霊峰ドゥ・ツェリンの陥落。
“煤まみれ”だったロルフ、そして魔族軍が王国軍を撤退させたという報せは、ロンドシウス王国に大きな動揺をもたらした。

霊峰での戦いを経て、王国の反体制派だった傭兵らも合流し、魔族軍は連合として大きな勢力になっていく。
事態を危惧した王国の王女、セラフィーナ・デメテル・ロンドシウスは、ロルフの虚をつく一手に出る。

それは、講和の申し入れ。それも、ロルフ本人への。

迷いの末に、会談の場へ向かったロルフを待っていたのは──

「ロルフ……」
「……エミリー」

ロルフのかつての婚約者であり、騎士団長であるエミリーだった──。
歴史的講和を企図する会談で、ロルフが発する言葉とは。

「だから俺は、剣を取った」

しかし、その会談の先に待ち受けていたのは予想もしない事態で……。
圧倒的世界観で描かれるWEB戦記ファンタジー、2か月連続刊行の第6巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

20
前巻で終わったと思ったら、続きおった。完全にノーチェックだった。しかも来月にも続巻が出るだと?すごい力を入れてる印象。物語は和平交渉をしようとしたら、謎の勢力が現れて和平交渉をしようとしている両陣営の者を捕えようとする。どうも宗教絡みらしい、、2025/03/18

ささきち

7
時間が空いたから割と忘れているところが多いな~と思っていたけどなんとなく連戦連勝の連合側がこのまま勝っちゃうんじゃね?と思っていたが王国側がまさかの和平交渉の場を用意してくるとかびっくり!洗脳とかしてくる国の交渉とかどう見ても罠やろとしか思えないけれど、それでも魔族相手に交渉する姿勢を出してきたことの変化を受け入れないと終わらない戦争が始まりそうだし受けるしかない。そして始まった交渉は向こうとしてはロルフを連れ戻せば全てが丸く収まるよね?と連合としてはロルフという将軍を失うことに頷くこともできないし魔族の2025/06/18

うえはらちから

2
★★★★。せっかく無敵の武器を手に入れたのに手放してしまうロルフ。あとがきにも書いてあったがなんとも意地悪な展開。でもこのことが剣の性能というか秘密を解き明かすきっかけにもなりそう。どんな困難な状況になっても冷静になって考える。その上で行動をおこす。普段からも努力し続ける。自分には無いことができるからこその主人公なんだろうな。2025/03/24

ほにょこ

1
★★★☆☆ ロルフが徒手空拳で孤軍奮闘するところは緊迫感があって実によかったです。あとがきによると、今回は上下巻の前半みたいなもので、後半は一ヶ月後に刊行予定だそうです。スケジュールについてはありがたい情報ですが、あまり作品の内容については語ってほしくないですね。興ざめしてしまいますよ。2025/03/26

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