内容説明
陰謀に揺れるメルクロフ学術院。
ロンドシウス王国の王女・セラフィーナの申し出により開かれた講和会談は、王国側に紛れていた急進派により混乱へ陥れられた。
ロルフはリーゼ達と散り散りになり、敵対すべき王国の老兵・ビョルンと成り行きで行動を共にする。
彼らは衝突しながらも、教会に潜む首謀者を追い詰めていく。しかし、その末でロルフの前に現れたのは……。
「よう、でくの坊。お前を殺しに来たぜ」
かつて第五騎士団で共に戦った女戦士、ラケル・ニーホルム。
彼女の戦鎚と、ロルフの煤の剣がいま激しい火花を散らす。
そこに、戦いを止めんとするエミリーも参戦してーー。
戻らない時間。曲げられない覚悟。
矜持と共にぶつかり合うその一騎打ちの果てに待つ結末はーー。
ーーそして、ついに邂逅する。
「お前さ、こう考えてるんだろ? 世界を争いで満たしたのは、目の前の男なのではないか、と」
真なる邪悪が、いま姿を現す。
圧倒的世界観で描かれる戦記ファンタジー、急展開の第7巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
19
物語が進んだようで全く進展が無かった。根深いわ、、特に教会の連中の執念が怖い。そこに最後の一騎打ち。理不尽だ。2025/04/20
ささきち
10
やっと倒すべき親玉が出てきたわけだが、他にも伝説上の奴ら出張ってきそうでな~そうなると王国のネームド達の立場は?と思ってしまうがどうなるんだろうねー。講和を良しとしない派閥による襲撃は基本的に無能集団のやらかしではあったけど結局王国は魔族を受け入れることは今のままでは不可能だというのが明確になっただけでも良しとしましょう。ラスボス紹介を抜きにすれば今回のメインは旧知の仲であるラケルとの戦い。エミリーとかいうヒスがマジで使えね~って感じで言葉では守るから!と言いながら戦いを本気で止めようとせずただ見ている2025/06/19
うえはらちから
2
★★★★。ロルフは過去の同僚と新しく仲間になるかと思ったキャラ、二人を倒す。まったくスッキリしない割と鬱展開。読んでいてつらくなる。突然の聖者様の登場。まあまあなクソ野郎という。キリストがこんな感じだったら嫌だなと。彼の口から人間が強いのは神を信じたからと、サピエンス全史にも同じことが書かれていたな。と魔族は結局は仲違いしていく。悲しいが現実も差別は無くならないしな。2025/05/02
ほにょこ
1
★★★☆☆ ロルフ以外の話がちょっと長いと感じました。特にラケルは全然共感できなくて。世界の謎が少し明かされました。あれがラスボスなのかな。辛い戦いもありましたが、なんとか生還。ここからどう動くんでしょうね。2025/05/09
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