鉄道車輌ガイド Vol.42 京急初代1000形

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鉄道車輌ガイド Vol.42 京急初代1000形

  • ISBN:9784777028115

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内容説明

※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページ、付録が含まれない場合がございます。予めご了承下さい。


1959年に登場し、総勢356両が製作され、一時代の京急の主力として長きに亘り活躍した初代1000形。この本では登場年代によるディテールの違いから、その後の冷房化や更新改造によって、さまざまに枝分かれした形態をつぶさに追う、模型工作資料に特化した内容です。
 京急初代1000形は19年の長きに製造を続けたため、度重なる設計変更が行なわれたほか、初期にはメーカーにより台車や主電動機に違いもあり、その分類は多岐に渡ります。本書では5つの製造時期で分け、それぞれをPhase(フェーズ)I ~Vと分類、さらにその中での小さな違いをPhaseIIIa、PhaseIIIb、などに分け、それぞれの製造時期や、搭載機器について解説するほか、時代ごとの床下機器配置、屋上機器の配置などの写真もふんだんに取り入れます。
このほか、引退後他社に譲渡、リースされた車両にも触れ、様々な塗色となり活躍する姿を紹介しています。

―記事内容―
COLOR GRAPH
1000形の「最終形態」2000年代の姿を観察する
まえがき
800(I)形→1000形 PhaseI(4両1000形 PhaseII(48両)
1000形 PhaseIII(60両)
1000形 PhaseIV(108両)
1000形 PhaseII~IV冷房改造車(212両)
1000形 PhaseV(136両)
1000形 PhaseV更新後(136両)
引退を迎えた1000形
1000形の屋根の色
その後の1000形
1000形の運行の変遷
1000形編成の推移
サハ770形併結編成
幌を使用した貫通編成

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

5
模型製作に特化した構成である。勿論車両研究としても十分に使えるが版元故に模型資料として細かなディテールを細かいところの写真と文章で追っていき読者の模型製作に活用するものである。京急初代1000形は早くから模型化も盛んだったし何より実車も長い年月に渡り356両、最大で京急車両の6割を占めていたので、導入年次によって細かな差異やバリエーションがある。しかし、鉄道模型趣味からの引用で、いつまでも考証に時間を費やしては模型製作に踏み切れないことをモデラーの金言として強調していた。模型製作には割り切りも大切なのだ。2025/02/19

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