内容説明
江戸中期,大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ,わが国初の図入り百科事典の口語訳。天文,地理から動植物,人事まで,類書を博引傍証して解説する。第6巻は,巻三十七から巻四十四まで,畜類・禽類。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
227
『和漢三才図絵』は寺島良安によって書かれた、いわば江戸期の絵入り百科全書である。自序によれば、正徳2(1712)年のもの。ここには巻第三十七~四十四までが収められており、いわば禽獣篇を成す。豕(ぶた)から始まるが、狗(いぬ)や猫、馬などはもちろん、海鹿(あしか)や膃肭臍(おっとせい)などの海獣類までを網羅する。もっとも、中には麒麟や火鼠※、魍魎なども含まれたりもするのだが。後半の鳥類もまた充実を極め、さながら図鑑のごとき観を呈するのである。また、それぞれの項目には『本草綱目』など出典も記される。 2025/02/23
tkm66
2
パラパラ読むのが一番楽しい。
樒
1
鳥獣の巻。絵になかなか愛嬌があり、子供の頃の図鑑をめくる感覚が蘇りました。中には「火鼠」なんてのもいたりして(笑) それもご愛嬌。2009/12/03
丰
0
Y-202007/05/10
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