文春文庫<br> 巡り合い 仕立屋お竜

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文春文庫
巡り合い 仕立屋お竜

  • 著者名:岡本さとる【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2025/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923297

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内容説明

【累計20万部突破!人気シリーズ最新刊】

表の顔は腕の良い職人、裏の顔は悪党を地獄へ案内する武芸の遣い手。
時代小説界のニューヒロイン・仕立屋お竜が、新たな一歩を踏み出す!

武芸の師・北条佐兵衛と再会したお竜は、「北条一心流」の皆伝印可を与えられ、
武芸者として生きる覚悟を固めた。
そんな折、五万石の当主の剣術指南を務める、ひたむきな若侍と出会う。
その剣の道にかける思いを微笑ましく見守るお竜。
ひょんなことから政争に巻き込まれ、大きな試練に直面する若侍を、お竜は救えるか。
他人の命を奪うこともある武芸者だからこそ、守るべき「約束」がある――。
武芸の道に生きる男と女の哀切を描いた傑作時代小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

109
仕置人としてのお竜。佐兵衛の弟子として皆伝印可を授けられたお竜。仮の姿の仕立屋お竜。どれも好いよ。シリーズ第七弾。情けが絡むこのシリーズが面白い。2025/02/23

タイ子

76
シリーズ第7弾。お竜という女。表の顔は仕立て屋、裏の顔は地獄への案内人。そんなお竜が今回関わるのは父親一人では育てられない幼い姉弟を一膳飯屋の主が引き取り手伝わせることに。健気な2人の姉弟だが、父親を思うあまりにやってはいけない事をやってしまう。そして、父親の過去からの悪魔のような男たちが現れ悪行に引き入れようとするが…。「巡り合い」はお竜の師匠である北条佐兵衛が諸国行脚から久しぶりに江戸の地を踏む。そして、お竜は晴れて北条一心流の皆伝印可を与えられる。ますます腕に磨きがかかる地獄への案内人。2025/03/03

真理そら

51
「姉弟」「悦び」はけなげな姉と弟とその父の物語。人足寄場で更生する人たちとそうでない人。「剣士」「巡り合い」はお竜さんの師・北条佐兵衛の物語。お竜さんは幸せだが今回は勝之助の出番が少ない。2025/02/09

やま

47
小太刀の免許皆伝を授けられたお竜。仕立屋お竜の剣の師匠であり、北条一心流の遣いてである北条佐兵衛は、長い旅から帰ってきた。お竜は、佐兵衛が帰ってきたことを喜び佐兵衛の居宅に駆けつけると。佐兵衛は、旅の途中に知りあった奥州五万石の舟形伊予守の若き家臣である江中仙之助に己の剣を傳えたくて伴ってきていた。が、その前にお竜に北条一心流小太刀の皆伝印可を授ける。2025/10/17

ケイプ

22
シリーズ7作目。表の顔は腕のいい仕立て屋、でも裏の顔は悪人達を密かに闇に葬る「地獄への案内人」のお竜。今回は裏の顔がいつもより控えめに感じて、またそれもよかった。仙之助と惣蔵のラストにジーンとしながら読了。お竜の佐兵衛の切ない関係も気になります。2025/12/15

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