文春文庫<br> 親子の旅路 仕立屋お竜

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文春文庫
親子の旅路 仕立屋お竜

  • 著者名:岡本さとる【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2024/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167922580

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内容説明

運命に抗う若者を見つめるお竜の最後の一手とは!

仇討ちの途中で行き倒れた若者や、両親のもとを離れ、幕府を揺るがす陰謀に巻き込まれた青年を、お竜は救い出すことができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

125
もう第6巻目になるのか・・お節介焼きが板についてきた感じのお竜。まぁ、そうなるよね(笑)仇討ちの助っ人の連作2話と夫婦喧嘩・親子の揉め事の顛末を綴る連作2話。どちらも面白く読んだ。特に後半は、おぉ~っ!そう来たかの展開が好かった。次も楽しみにしたいシリーズだ。2024/08/19

タイ子

74
シリーズ第6弾。最初から比べるとどんどんお竜のおせっかい度が増してくる感じ。文左衛門初め、特に文左衛門はお金に糸目をつけないし周りにこれだけおせっかい野郎たちがいれば自然にそうなりますか。それも気持が良くてスッキリしますけどね。殺された父親の仇討ちに江戸にやってきた奥州からの若い武士。疲労で倒れていたのを助けたのがお竜もいきつけの蕎麦屋の父娘。さぁ、それがきっかけで剣の指導に仇討用の白装束作り。恋も生まれる仇討物語。他に姿を消した田楽豆腐屋の息子を探すとあらら、予測不能な出来事が。今回も面白い。2024/09/07

やま

48
奥州の小藩の家臣であった沢村清三郎は、この二年養父の弓之助を斬った沼田仁右衛門を探して旅をしている。が、仇である沼田に会えず、路銀も無くなり、路傍で倒れている所を仕立て屋お竜たちに助けられる。お竜たちは、沢村の仇を探して、沢村に仇を討たせる。もう一話は、味が評判の紀伊國橋の袂にある田楽豆腐屋の夫婦の息子、礼次は、火付盗賊改め方の手先として三千石の旗本屋敷に隠れている盗賊を捕まえるべく、旗本屋敷に潜入する。それを心配した夫婦が、お竜たちの助けをかりて息子が追う盗賊を捕まえる。2025/06/13

真理そら

44
今回は必殺色は薄めでおせっかい色が濃い。今回登場した人たちは次回から常連になりそうな結末だが、さて。2024/08/10

21
さくさくと♪お竜さん達、カッケー。2作目は、いい夫婦ですね、ケンカするほど…って感じ。2024/10/18

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