新潮文庫<br> ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

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ナルニア国物語4 銀のいすと地底の国(新潮文庫)

  • ISBN:9784102406649

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内容説明

いじめっ子に追われ、体育館裏の扉から別世界へと飛び込んだユースティスとジル。ナルニアでは、懐かしい友カスピアンの息子であるリリアン王子が魔女にさらわれ、囚われの身となっていた。王子を助け出すため、ヌマヒョロリン族のドロナゲキとともに、アスランの四つの道しるべを追うふたりだったが――。巨人の橋、廃墟の都、暗闇の城、銀のいす。数々の困難を前に、いま友との絆が試される。(解説・武田将明)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤井宏

9
物語の4巻めとなり、ますますナルニア国にはまっています。5巻めが刊行されていないときに購入した本ですが、次巻が楽しみです。2025/04/29

yumicomachi

8
「ヌマヒョロリン族のドロナゲキ」(秀逸な訳だ!)が、本当に大好きなキャラクターだったのを思い出した。アスランは別格として、お気に入りキャラクターに順位をつけるとすれば、1位ドロナゲキ、2位リーピチープ、3位タムナスさん。にもかかわらずこの巻がやや苦手だったのは、私がジルと同じように閉所恐怖性ぎみだからだということも思い出してしまった。地底の国の描写が一流すぎて堪らない。とはいえ面白さももちろん一流だ。原題にない「地底の国」を訳に入れてしまっているのはネタバレでは? 解説は武田政明。2025年3月1日発行。2025/03/11

泉のエクセリオン

6
行方不明になったカスピアン王の息子のリリアン王子を探しに人間界からはユースティスとナルニア初参加の女の子、ジル・ポールがナルニアに行く。悲観主義で現実主義のヌマヒョロリン族のドロナゲキと共にナルニアの北へと、危険な旅に出る。ハルファンの巨人の館や、地底の国、そこでの時の翁などラグナロク(破滅の日)に備えていることもあり、過去作と比べ暗い雰囲気が漂う。地底の女王との対決ではドロナゲキが漢をみせる場面は感動的であるが、女王の「すべて夢なんですよ」という場面は観念論でいう「表象」のようで否定しきれないと思った2025/05/01

おにさん

1
勇気を教えてくれるとてもいい本。2025/06/06

N

1
ジルってキャラクターが最後まで好きになれなかった。感情移入できるキャラクターがいないまま読了。「体育館の裏で」の出来事から始まったのだから、別の世界での冒険を終えた後、その経験を活かして実験学校のいじめっ子や校長と闘うものと思っていた。それが最終章だけで簡単に終わってるってどうなんだろう?寧ろ実験学校に戻ってきてからの方を丁寧に書かないと冒険の意味がないのでは?「それがファンタジー」で片付けられたらそれまでですがね。冒険といっても流されるだけで自分から行動していないから実験学校に戻ってから経験を活かす事も2025/03/07

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