内容説明
古い屋敷を探検していた四人きょうだいの末っ子ルーシーは衣装だんすから別世界ナルニアに迷い込む。そこは白い魔女が支配する常冬の国だった。「人間の世界から来た四人の王と女王により魔女は滅ぼされる」という伝説のためルーシーらは追われる身となるが――。ナルニアは光を取り戻すことができるのか。美しい挿画と読みやすい新訳で堪能するファンタジーの最高峰。いま冒険の扉が開かれる。(解説・鴻巣友季子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
83
ナルニア国物語が新訳になり毎月刊行されることになった。あの頃のワクワクが戻ってくるだろうか?大丈夫、しっかり戻ってきた。戦争でロンドンから疎開した4人兄弟。古くて大きな屋敷は、子供が探検するにぴったりだ。そして衣装ダンスから別世界ナルニアへ迷い込む子供たち。そこで繰り広げられる物語を読んでいるうちに、ここが異次元であることを忘れてしまい、まさにナルニア国を楽しんだ。…今年はひさしぶりにファンタジーを読んだがどれも面白く、また新しい楽しみが見つかった。このシリーズは続けて来年も読みたい。2024/12/17
帽子を編みます
45
今年はナルニア国を読みます。今は訳もいろいろ、新潮文庫の新訳が最新かな。昨年、C.S.ルイスの伝記、講演会で、評論で、といたるところでナルニアのかけらに出会いました。読んで読んでと寄ってきてくれる感じが嬉しいです。頁を開くとナルニアの地図があって、知らない世界にワクワクします。登場人物、私は末っ子なのでルーシーが一番好きです。ファンタジーの始まりが衣装だんす、中を進むとナルニアになるのが好きです。私だったら毛皮のコートの下にうずくまってそのままくつろいで冒険が始まらなそうと初読のときに思いました。2026/01/27
なつくさ
35
衣装だんすの向こうには白い魔女が支配する世界があった……。世界三大ファンタジー、最後の一角についに手を伸ばしました。小学生の時に岩波で何巻か読んだ記憶がありますが、再びナルニアの世界と会うことができました。新訳ということで非常に読みやすい。子供心に戻りながら彼らの冒険にわくわくと胸踊らせました。物語の向こうには素敵な冒険がいつでも待っている。たまには大人を忘れるのも必要なことなのです。2025/03/20
ベル@bell-zou
26
衣装ダンスの奥に広がっていたナルニア国。そうかモンスターズインクのクローゼットはこれだったか…!章で区切り読み進めるつもりがもう少しあとちょっと…と結局一気読み。好奇心旺盛な末っ子ルーシーがきょうだいたちを導く展開。素直になれずにどんどん状況をこじらせていくエドマンドの気持ちがよくわかるし逆に長兄ピーターの正しさが微妙に窮屈だったり。アスランが嬲り殺されたときは本気で悲しくなったなぁ。白い魔女の冷たい冬から少しずつ解放されていく生命たちの息吹く様が美しい。世界的名作を初読み。全七巻続けて読んでいこう。2024/12/25
綾@新潮部
24
このシリーズは岩波書店の箱入りタイプで既読(今でも持っている)。しかもライオンと魔女だけは何度も読んでいた気がする。今回、新潮文庫からの新訳ということで期待しまくりで読んだ。表現もわかりやすく、児童書と違ってルビが少なくて読みやすくなっていた。話の流れやオチはわかっているのに、それでものめり込んで読んでしまうナルニア国シリーズ。「衣装だんす」からナルニア国へ。そうかー、昔は日本では「衣装だんす」って何?状態だったんだなぁ……。岩波バージョンも再読したくなったけど、またそのうち。2025/02/17
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