内容説明
父や多くの仲間たちを失った明秀は、悲しむ間もなく突欲が率いる猖獗兵の動きを探っていた。狙いは黒水靺鞨か、それとも定安府なのか。一方で高氏渤海王を名乗る高元譲は、猖獗軍の隙をついて壊遠府の域を奪還するのだった。そして、契丹皇太后・月理朶は皇帝・堯骨に死相を見てしまう――数年以内に堯骨は死ぬ――。野望の中で、死んでいく者と生き残り闘う者。明秀と突欲は、決着の時を迎えようとしていた。大長篇伝奇ロマン小説、第九弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃんondrums
3
最後まで、主人公である大明秀よりも、敵である耶律突欲とその息子たちの行方が気になる。明るさよりも暗さ、単純よりも複雑に惹かれるのか。いよいよ次が最終巻、10月が待ち遠しい。2013/08/31
のりべぇ
2
突欲が明秀が自分の息子に会う。突欲は更に死にゆく知人友人に会いに行く。彼らの視点は現代人に近いが故に強い。突欲の無敵さはズルいがな。彼らの一般に対する非情さはその時代の常識だな。まるで少年漫画のように突き進む物語。突欲は云う「人は初心の一年は高い志を持つがすぐに汚辱にまみれ民を騙し己の利益ばかりを求めるだろう」現代の政治家にも通じるように言ってるな。しかし、人間のみが同種を残酷に殺しまくる唯一の動物だな。これが進化の代償ならば重すぎる十字架かなぁ~2017/06/06
kan
1
いよいよ次で完結。「風の王国」も「運命の足音」も五木寛之さんに同名作品があるのは偶然でしょうか?2015/05/13
masda_2000
0
明白な無能がいなくなってきて戦いが盛り上がるかと思いきや、高氏渤海にやられ役を用意して盛り下げるパターン。2016/02/25
そらパパ
0
最後?2013/12/23
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