時代小説文庫<br> 風の王国(5) 渤海滅亡

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時代小説文庫
風の王国(5) 渤海滅亡

  • 著者名:平谷美樹【著者】
  • 価格 ¥775(本体¥705)
  • 角川春樹事務所(2024/05発売)
  • 梅雨空を吹き飛ばす!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント25倍キャンペーン (~6/16)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758437097

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内容説明

芳蘭は唐へ貢ぎ物として送られるさ中、耶律突欲と出会い、運命を共にすることとなった。一方、契丹の皇后・月理朶の命により、寮州城にいた明秀たちは、捕らわれの身となってしまう。失ったものは東日流兵千人の命。明秀は、自分を護ろうとして死んでいった千人のために、何があっても生きのびようと決意をする。滅びゆく渤海の運命は果たして……?  壮大なスケールで描く、大長篇伝奇ロマンシリーズ第五弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

38
「風の王国」第五巻。「渤海滅亡」サブタイトルで盛大なネタバレ‼️まあ、でも歴史的事実だしね。詳しい経緯は殆ど習ってないので、この作者さまのストーリー展開をしみじみ噛み締めながら読了。これからどんな風に明秀が東丹国と絡んで行くのか楽しみ。契丹の皇太子の耶律突欲と弟の堯骨、皇后の月理朶の心情が徐々に明らかにされてこちらも楽しみ。2021/12/14

みっちゃんondrums

4
明秀と東日流国の存在感が薄れてきて、読み始めのころの予想からは外れているが、楽しんでいる。耶律突欲が不幸にならないように、清瀬麻呂がこれ以上堕ちてしまわないように祈ってしまう。こういう複雑な登場人物に惹かれる。それにしても何巻まで続くのか。連載漫画のようだね。2013/03/16

のりべぇ

3
立て続けに読む。今回は925年から926年のみ。濃厚な年だから。 渤海は滅び、渤海王は馬の名を与えられ(自ら求めた)、そして阿保機の死。 -記録は病死の阿保機の死は息子に殺され、突欲が母から嫌われていた(らしい)解釈を母の愛、 と小説らしい面白さがある。 さて、どこまでお話は行くのだろう。2017/05/20

シン

2
前回4巻を読んだのが今年の2月で日が経っていたので人物関係を思い出せず、読むのに時間が掛かりました。主人公の明秀の登場が少なく、その他の登場人物もキャラクターが際立たず、似たような感じなので整理しながら読んでいるような状態でした。最初の方はそんなことなかったんですけど、長く書きすぎたような気がします。最初は4巻位で終わるのかと思っていました。2013/06/23

kan

1
展開やエピソードの意外性が楽しい。2015/05/05

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