光文社文庫<br> 反逆~隠密船頭(十三)~

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光文社文庫
反逆~隠密船頭(十三)~

  • 著者名:稲葉稔【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2024/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334103736

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内容説明

南町奉行・筒井伊賀守の配下で“奉行の隠密”を務める沢村伝次郎の妻・千草の店に男が駆け込んできた。訊けば命を狙われているという。伝次郎は自宅に連れられてきた男から話を聞くが、口ごもるだけだ。次第に事情を話しだした男は、幕臣の若殿が女中を殺したと非難したがゆえに、蔵に囚われてしまい、ようやく逃げ出したという事実を打ち明けた。話の裏を調べだした伝次郎だが……。最後に爽やかさが残るシリーズ第十三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

50
沢村伝次郎は、南町奉行所の元定廻り同心であったが同心をやめて船頭をしていた。が、南町奉行筒井伊賀守政憲の内与力並みに抜擢されて町方として活躍する物語です。此度は、徳川幕府の大身旗本である書院番組頭武田勝蔵の若党友助が、屋敷で武田勝蔵が女中お藤に側室になるように迫るが拒否されて殺した疑いを抱いた。このために身に危険を感じて屋敷から逃げて、たまたま沢村伝次郎の屋敷に逃げ込んだ。友助は、勝蔵が許せず、お藤の仇を討つべく勝蔵を付け狙う。2024/12/31

ひさか

19
2024年7月光文社時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ13作目。千種の店に駆け込んで来た16歳の友助を伝次郎、与茂七、粂吉も加わって助け、ついには大身旗本の跡継ぎを切腹に追い込んで、友助を自由にするという結果を招いた伝次郎たちの活躍に驚き。凄いです。2025/07/18

陽ちゃん

7
シリーズ14作目。今回の事件は妻の千草が営む店に若者が助けを求めて転がり込んできたのが発端。奉公先の若殿が女中を殺したと主張して追われる若者友助の話を聞いた伝次郎たちが奔走して一件落着しましたが、件の若殿が改心しての結末だったので思いたいですね。2024/08/01

犀門

1
No.024★★★☆☆2025/04/11

はる坊

1
初めて稲葉稔さんの本を読む。 以前、八丁堀で働いていたこともあり、冒頭にある地図を観ながら興味深く読ませていただく。内容も大変面白かったです。感謝。2025/03/24

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