内容説明
(まるで忠臣蔵ではないか……)南町奉行・筒井伊賀守の「隠密」沢村伝次郎は過去の裁きの再探索を下知された。その裁きとは、酒問屋仲間行司役の徳兵衛が、肝煎りに短刀で斬りつけた事件だった。肝煎りの傷は浅かったが、徳兵衛は捕えられ「中追放」という裁きになる。徳兵衛は後に自ら命を絶ったのだが、その敵討ちを企む者がいるというのだ。伝次郎は、敵討ち騒動をどうおさめるのか。隠密船頭シリーズ、待望の十二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
51
隠密船頭、伝次郎が走る。江戸の霊岸島新川にある下り酒問屋の寄合の席で松村屋徳兵衛が、懐から短刀を取り出して同業の矢野屋弥兵衛にたいして「甚だ勘弁ならん」と喚いて斬りつけた。取り押さえられた松村屋は、南町奉行所の調べに対して「遺恨あり」と言っただけで、申し開きをしなかった。松村屋は、中追放(家屋敷を取りあげたうえ、江戸十里四方への出入を禁じる)となる。その後、松村屋徳兵衛は自害する。が、矢野屋に対して仇討ちをするという噂が流れる。これを知った南町奉行の筒井政憲は、沢村伝次郎に探索を命じる。2024/09/20
陽ちゃん
7
シリーズ12作目ですが、前作までが積読状態なので、久しぶりに読んだ気がします。今回の事件が当にお店版忠臣蔵?って感じだったので、どう決着をつけるのかと思ったのですが、老番頭利兵衛の機転で丸く治めまり、めでたしめでたしかな。伝次郎の活躍はあまりありませんでしたが、血を見ない決着もいいですね。2024/03/04
アニータ
2
「きったはった」が多いこのシリーズですが、珍しく静かに調べが進み、そして最後はあたたかい気持ちで読み終えることができました。この話はよかったです。2024/05/14
犀門
1
No.023★★★☆☆後書きに「まるで忠臣蔵」とあるように、ある程度の筋書きは推測可。果たしてそれが面白かったか?と問われれば「うーむ」なのである。2024/06/07
goodchoice
0
罪びとを作らず、私怨をはらすという見事な筋立てが気持ちよい。2024/04/12
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