シュルスの魔女 10

著者名：小田原みづえ【著】

日本文芸社（2024/07発売）

• ISBN：9784537148527

内容説明

アルマの死によって暴走したヴィー。
「どんなに時間がかかっても、必ず出会いに行く」
自らを異界へと封じたヴィーとの約束を胸に、シリウスは未来への道筋を辿るーー。
時は、ユーリが家族を亡くした“ファウスト家の悲劇”へ。
ファウスト家に生じた異界が開き、少年・ユーリは妖魔との仲を深めるがーー。
“魔女”ロマンチック・ファンタジー、激動の第10巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

ロマンチック“魔女”ファンタジー第10巻。未来を変えようと奮闘していたのに、努力虚しく変えられずに繰り返された悲劇が、読み進めるのにツラ過ぎました。以前のような、想いを伝え合っての優しい日々を過ごしたいだけなのに。段々と謎が明らかになり、ストーリーの流れが分かってきたのは嬉しいですが、こんな展開は望んでません。ユーリ少年が可愛いだけに、少年のツラい顔は見たくなくて…尚更ですね。それでもやっとヴィーと再会できたようで、佳境を迎えそうな次巻が、既に楽しみになりました。

2024/08/18

[こころのかおり]

すごく長い長いお話だったんだな。シリウスの過ごした年月を思うとツラくなる。時空を越える前の自分だけれど、ユーリにヴィーを取られちゃってる感じだったの、どう思ってたんだろうなぁ。ホント彼には幸せになってほしいよ。今更だけど、同じ人物が同時に存在しちゃってるの大丈夫なのかしら

2024/09/04

[FreeWifi]

2025年1月8日

2024/09/21