内容説明
自分がこの世界に人間として誕生していることを知らない赤ん坊も、歌声に合わせて全身が動き出す。リズムをとる赤ん坊を中心にして宇宙全体が微笑んでいる。やはり、こうでなくっちゃいけないのだ。詩歌も、言葉も、人間も――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一三年四月から一年分を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ピロ麻呂
23
4月に始まり3月まで1年間、季節に合わせた短歌や俳句が満載♪毎月読んで味わいたいなぁヾ(≧∇≦)2016/04/29
やま
3
俳句、短歌、漢詩を月ごとに選んで100文字程度の解説、鑑賞をつける。同じ長さの解説、鑑賞があることにまず驚く。たまに同じ作家の歌、俳句が並ぶことがあり、新しく作家を教えられる。鑑賞を書く上で勉強になる。宇佐美魚目と言う俳人を知ったのも良かった。2016/05/03
とむ
0
俳句や和歌が織り成す世界を味わえる。どの詩も作者の想いが伝わってくる。解説も簡潔で読みやすい。2021/10/15




