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内容説明
70歳まで仕事一筋で幸せな家庭を築いてきた「シム・トクチュル」。 彼にようやく自分の夢を実現する時が来た。それはバレエだ。 「トクチュル」は子供の頃、初めて見たバレエに衝撃を受けて以来60年、バレエへの憧れを胸に秘めていた。 家族の猛反対や人々の冷たい視線を受けた「トクチュル」だったが、バレエに挑戦する気持ちは揺るがない。 「トクチュル」は、町で偶然見つけたポスターを頼りに、小規模なバレエ団の門をたたく。ここでトクチュルは、有望な若手バレリーノの「イ・チェロク」に出会い、「トクチュル」は彼にバレエを教わることになる。 少々ひねくれた性格のチェロクと共に「トクチュル」は新たな挑戦を始めることになる。果たして「トクチュル」は無事バレリーノになれるのか!?
年の差をこえた、男たちのバレエ物語第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
28
1、2巻より先に手元に届いてしまいました。70歳のシムさんがバレエをする!どんな思いがあってのことでしょう。妻や子には理解してもらえているのでしょうか?気にはなりますが、それ以上に体力面、柔軟性が気になりました。詳しくはないのですが、股関節の柔軟性が必要と思われるので、70歳までに他の運動を続けてきた上での挑戦なのでしょうか?何もしていなくての挑戦は厳しいかと。それでもめげずに頑張っているシムさんと、指導するチェロクさん。応援したいけれど、認知症のきざしに衝撃を受けています。どんなに不安なことでしょうか。2024/05/02
psy
1
今巻もとっても面白く。ダンサーの皆さんの色々な生き方も見れて興味深く。ただの老後チャレンジのお話でないあたりが深いですね。次巻へ。2024/03/14
ちり
0
“努力すれば必ず上手くなるとは約束できませんが…/自分を磨けば少なくとも美しくはなれます。それが本当のバレエです”2024/08/13