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内容説明
建男VS鹿子…違法ED薬を巡る抗争激化！
建男の交渉に乗ると見せかけて、彼を殺そうと小屋を爆破する手段に出た鹿子。だが建男は直前にその企みに気付いていた。
爆発に巻き込まれた大佛と先輩刑事は負傷。
建男は鹿子との会話を録音したデータを大佛に託し、鹿子の元に連れ去られてしまったカヨを助けるべく、その場から消えた。
大佛は現場にいた鹿子の手下・伊藤を尋問し、鹿子が一番の悪であるという確信を得て、捜査に執念を燃やしていく…
一方建男は、彼が作ったED薬を独占しようとし、さらにカヨを拉致した鹿子を潰すべく、闇社会に通じる人物に近づいていく…
鹿子と建男の仁義なき戦い、そして事件の全貌に迫ろうとする警察の三つ巴の争いは、大きなうねりとともに次なる地獄へ突入する…！！
一瞬も目が離せない、圧倒的迫力で贈る大人気クライムサスペンス最新刊！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
奇跡のＥＤ薬は、諦めと共に奥底で眠っていた欲望を掻き立て、その結果として欲と欲との激突を生じさせた。人間の本能と結び付くからこそ強烈なその欲望は、そんじょそこらのストーリーとは別次元のドラマを繰り広げるに至ったわけだが、建男、鹿子、警察の三つ巴の戦いは、そもそものＥＤ薬、つまり人の本質的な欲望と少しずつ乖離した展開を見せつつあるのが残念だ。面白いからこその、それは贅沢な不満である。2024/03/06
TaHi
1
神戸と横浜で交錯する曽根と鹿子の狡猾な駆け引きから、直接衝突せずとも生み出される壮絶な熱量をまともに受けてしまい圧倒された。さらに、その両者の争いの中へ、満身創痍のダメージを負った大佛が再び殴り込みをかけていく。3者の衝突の先に何が待ち構えているのか、水面下から何が浮上してくるのか予断を許さない状況に強烈な残光が過ぎる。2024/03/29
ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
1
更に入り組んだな… 長い…2024/03/09
愛理ちゃん88
0
自由に羽ばたくんだ2024/04/25
偽教授
0
どんどん闇が深くなっていく2024/04/04
