- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
密造最強ED薬で人が死亡!さらに事件が!
しがない薬屋の管理薬剤師だった曽根建男が、幻のED薬と出会ったことで造りあげたED薬、ジャンボマックス。だが、その試作品を宝生鹿子の勧めで飲んだ教授が死亡してしまった。
一方、建男はジャンボマックスの商売から抜けようとするが、鹿子から薬の成分を教えないと、教授の死の原因となった薬が建男が造ったものだとバラすと脅されてしまう。自らが造った最強のED薬によって、ますます深みにはまっていく建男。
さらに、強気に振る舞う鹿子の前に刑事が現れ、事態はさらに思わぬ方向へと加速度を増していく!!
第1集が大きな話題となったクライムストーリー、待望の最新刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
109
ED薬を巡っていろんな思惑が出てきて警察の捜査も交わしながらどうなるのか? しかしみんなそんな怪しい薬によく手を出すよなぁ。 私なんかはコロナのワクチンでも怖くて打たないし慎重な人が多いはず。2022/07/31
いっせい
39
自分が開発したED薬で1人の男が死に、主人公は葛藤に苦しむが、やがて、その一方で、人を幸せにしていることも知り・・。教授の死の経緯を巡って、捜査の手も迫る。2022/08/18
ぐうぐう
17
発明には欲が群がる。善のための発明から悪が派生し、事件が起こるべくして起こる。『ジャンボマックス』はステレオタイプの展開を見せつつ、曲者揃いのキャラクターが集うことで斬新な物語となっている。須磨岡こそ凡庸な小悪党だが、鹿子や刑事・大佛の個性は、単なる悪や善とは違う複雑さを醸し出している。何より、主人公・建男のキャラが絶妙だ。発明に群がる者達に抗いながら、しかし自らの夢の追求が群がる者達が望む結果と合致していく矛盾。無邪気な善が悪を喜ばせる。なんとも深い漫画だ。2021/04/19
TaHi
4
警察の送別会のシーンが良かった。定年を迎え引退する先輩の挨拶に盾突く若手刑事の言葉にハッとさせられた。担当する仕事に本気で向き合わなければ、振り返った時に自分をごまかす事になってしまうという筆者からの指摘であると感じた。自分が好きでやっている事のその先までいかないと道は開かないのだろうとの気づきがあった。難しい事だが、肝に銘じて粘り強く実践していきたい。2021/04/06
毎日が日曜日
4
★★★ 止めると言ってみたり、続けると言ってみたり、ブレブレの中年。善行か悪行ではなくて、違法か合法かが問題。2021/04/04