- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」90歳を迎える詩人・谷川俊太郎が「自死」を想い、言葉をつむいだ絵本。新進気鋭のイラストレーター・合田里美が美しい日常風景で彩る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
259
続いて第三弾、谷川俊太郎の絵本です。 シリーズの中では一番オーソドックスな感じですが、安易に死を選択して欲しくない。この絵だと安らかな死がイメージされ、自殺者が増加する気がします。シリーズ1,2作も読みたかったのですが、在庫がないため、後日探して読みます。 https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b596583.html2022/03/09
けんとまん1007
139
読み始めて、直ぐに感じいるものがあった。生命の温もりのようなものが、どこにもない世界を感じた。最後の最後のメッセージを眼にして、改めて、この本に籠められた思いを考えたし、やはり、谷川俊太郎さんでないと書けない詩だろうとも。絶望の世界を描くことで、それは避けるべきことであるという、企画者の意図を大切にしたい。2022/05/22
☆よいこ
110
絵本「自死」テーマ。「ぼくはしんだ じぶんでしんだ ひとりでしんだ」ぼくの視点から語られる世界。「なにもほしくなくなって なぜかここにいたくなくなって」▽誰しも心の中にこの「ぼく」に共感するものを持ってるかもしれない。理解したいかもしれない、したくないかもしれない、そもそも分かることなんて誰にもできないかもしれない。静かに海の奥底に沈んでいくような、気持によりそう言葉が並んでいる。こんな本があってもいい。2022/06/29
アキ
110
「ぼくは死んだ じぶんで死んだ」小学生高学年くらいの男の子。何に絶望したのでしょう。海も山もある街で、麦茶もおにぎりもおいしくて、なぜかここにいたくなくなって、、どうして人は孤独に耐えられないのでしょう。本人にもわからないこの気持ち。人に殺されることもめったにないこの国で、どうして自らを殺すのでしょう。持ち主のいなくなった宇宙の玉が、草むらに打ち捨てられて転がっている。谷川俊太郎・作、合田里美・絵。岩崎書店。闇は光の母(3).2022/04/30
ネギっ子gen
109
死をめぐる絵本「闇は光の母」シリーズ③。90歳の詩人・谷川俊太郎が、子どもの目線で「自死」についての想いを書き、合田里美さんの透明感ある絵によって、心に優しく突き刺さる絵本になった。作中の詩が素晴らしい! <「いきていて」くさが/かぜになびいている/あおぞらは/うちゅうにつづいている/ぼくはいきていて/することがない/あしもとから/なにかがきこえる/むしだろうか/かすかな/いのちのおと/うたかもしれない/なにも/いいわけしない/ぼくは/じぶんをいきる>。大空に舞った『ぼくは12歳』の岡真史くんを想う――⇒2022/09/21
-
- 電子書籍
- 宝くじで40億当たったんだけど異世界に…
-
- 電子書籍
- 見知らぬ結婚相手【分冊】 9巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- 悪役令嬢はヒロインを虐めている場合では…
-
- 電子書籍
- 王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレター…




