内容説明
豪華な金の象嵌が施されたナイフが凶器の連続殺人事件が発生した。凶器の線から洗い出せば早く解決されると思われたが、捜査は難航した。殺人の動機を調べていくと、伊豆で起きた未解決事件が浮上してきた。しかし、重要参考人の自殺で捜査に終止符が打たれた。その結論に疑問を持った十津川が独自に捜査を再開した結果、意外な結末が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
14
「回春連盟」のホームズ譚っぽいタイトルと導入の雰囲気がいい感じだが、話としては保険金殺人のお話。現在ではこんなに上手くコトは運ばないよ?と思いながら読み進めていたらまさかのオチ。これは殺人未遂で逮捕するのが難しいと踏んだ十津川の計略ということでよいのかな?(ブラックユーモアな感じで好き)2023/09/26
fumikaze
6
「十津川刑事の肖像」(双葉文庫)。夫を高額の生命保険に入れて殺したのに、夫が自殺したと思われて保険が支払われなくなった「回春連盟」、他四編を含む短編集。どれも読みやすく後に残らず楽しめる。私は(多分)この 後に残らず、心に響くわけでもない軽さが好きなのだと思う。2016/05/29
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
5
2016年 3月13日 初版2021/02/02
ひまわり
5
十津川刑事,短編集。2016/08/11
かずお
1
短編集で読みやすかった2017/11/26