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内容説明
梟第三部、完結!
今宵、知られざる梟の夜が幕を開ける……。
バットマンは「梟の法廷」など単なるおとぎ話にすぎないと考えていた。だが、今は違う。実際に不死身の暗殺者タロンに殺されかけ、「梟の法廷」の存在が19世紀にまで遡るものだと知った。ゴッサムシティを支配する謎の秘密結社「梟の法廷」が、闇の騎士を始末すべくタロンの群れを解きはなったとき、バットマンの仲間たちも命がけの戦いを繰り広げていた……。本書は『バットマン:梟の法廷』と『バットマン:梟の街』の裏側で起きていた出来事を収録した作品である。バットマン関連誌で展開されたクロスオーバー大作『バットマン:梟の夜』にて、梟三部作は完結する!
●収録作品●
『ALL-STAR WESTERN』#9,『BATMAN』#8-11
『BATMAN ANNUAL』#1
『BATMAN THE DARK KNIGHT』#9
『DETECTIVE COMICS』#9
『BATGIRL』#9
『BATWING』#9
『BIRDS OF PREY』#9
『NIGHTWING』#8-9
『BATMAN AND ROBIN』#9
『CATWOMAN』#9
『RED FOOD AND THE OUTLAWS』#9
(c) & TM DC.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほしけも
7
過去からの恐怖にバットマンファミリーが立ち向かう。タロンってなんだか戦う司書の神溺教団っぽいなあと思った。2013/09/17
G
5
梟シリーズ最終巻。バットマンが「梟の法廷」と死闘を繰り広げる裏で、バットファミリーもタロンたちと闘争していた…というクロスオーバーもの。 不死者であるタロンに苦戦しながらも、それぞれの思いを胸に闘うヒーローとヴィラン。 特にナイトウィングのストーリーは素晴らしい。前作で言及されていたが、梟の法廷とナイトウィングの間には因縁があり、それを打破するかのように「運命など存在しない」と呟く姿に強い決意を感じた。 クロスオーバーということで、前二作程の壮大さはなかったが、アメコミの醍醐味が味わえる一冊!2015/09/18
kasukade
5
バットマンにこんな仲間がいたんだと色んな発見が出来る「梟の法廷サイドストーリー集」。正直ムチャクチャ楽しめました。ただただ命令を遂行する感情のない不死身の暗殺者タロン。彼らにも実は記憶や道徳があり、タロンになるまでのきっかけがあった。それを読めたのが嬉しい。このタロン側のエピローグ、バットチームとのバトル、バットチーム側の回想と3つの話が交差しながら一気に進んで行くので読んでてホント面白い!色んな驚きや展開のワクワク、多作家による激ウマアートを楽しめることも合間って梟シリーズでは一番のお気に入りですv2013/09/06
一会
3
『梟の街』で触れられたバットファミリー対タロン達の闘いが描かれたサイドストーリー中心の一冊だが、アーカム・アサイラムでの囚人達まで巻き込んでの一戦や、なんと西部劇の時代のゴッサムでの梟の法廷の暗躍まで描かれる。各誌で独立しながら一つの世界観を共有しているアメコミの醍醐味が味わえる一冊2014/08/12
辺野錠
2
面白かった。前の巻の裏側ではこんなことが起こってたのね。最初に出て来た時タロンは梟の法廷の没個性な戦闘員的存在かと思ったけどそれぞれにドラマがあったのねと思った。話もバラエティ豊かでお得な一冊。レッド・フードの話とキャットウーマンの話が印象に残った。しかしこの一連の話を振り返ってみるとタロンから戦闘不能も裏切り者も出て梟の法廷ボロボロになっちゃったけどどうなっていくんだろうか。あとあの日本描写はわざとなのか素で間違えたのかちょっと気になった。2013/10/09