GROUNDLESS 11－勝利の女神－

著者名：影待蛍太【著】

双葉社（2023/12発売）

• ISBN：9784575859188

内容説明

「奇跡の油田」が見つかり島内に燃料を輸送できれば越冬が可能に。しかし、その輸送ルート上・カミモリ連山に開放軍の残党が巣食っていた！島軍は掃討作戦を実行するも敵の戦術・そして驚異的な腕を持つ狙撃手リドリーらを前に二度失敗。次なる手として、自警団にも作戦参加要請が！凄腕狙撃部隊、厄介な地形…苦戦必至の状況に対し戦いを繰り返し満身創痍のソフィアたちは―― 大人気本格架空戦記、圧巻の第11巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ex libris 毒餃子]

狙撃兵同士の戦いの回。ビリビリくるような心理戦でした。孤独な戦いなので緊張がピークに達してだんだんラリってくる描写がいつもよりバシバシきていた。ローサは強い兵士になっていくんでしょうね。

2023/12/17

[コリエル]

52話が特に良かった。やや技巧に走りすぎているきらいもあるが、パートナーを失った側とそうでない側、生死を分つのはどんな部分どんな些細なやり取りなのかが描かれる。あと3冊か。最後の幸せな夜って感じだったな54話のパーティー。

2023/12/14

[レイス]

絵の癖がきついけど、戦闘のリアルさと強烈な緊迫感が面白かった。作者は軍隊経験があるのでは?モンドとソフィアの、同じアングルで19p(60コマ!!)にわたって続くやり取りがよかった。名場面賞を贈ろう。ソフィアはふにゃへらモンドをひっぱり上げた。それは狙撃の腕前よりすごいことだ思う。壊れルッツ。天才でも相棒を失って壊れてゆくリドリ。そして勝者のなんと無様な壊れ方。ひどい、ひどすぎる。そこがぬるくなくてまた良し。ラストが少しぬるかったかな。でもそこは目をつぶりましょう。

2025/08/12

[nyamu]

ヒトを選ぶ漫画だとおもうけど面白い。作者が病んでるっぽいけど頑張って欲しい。

2024/10/20

[yagurasawa]

近年稀に見る最高峰の狙撃兵の戦い。１巻丸ごと贅沢に使った大ボリュームでイカれた女達が生死とプライド、理性を掛けた我慢大会を繰り広げる。 ライバル同士の戦いが決着し、物語としては１つ区切り。終盤に向けて開放戦線や島軍との対峙も近いのでしょうか。

2023/12/13