内容説明
サンダーライダーに乗り、帰路を急ぐフチ。道中、アグシュひきいるオークの群れにかこまれるが、現れた北の牧童との交渉の末、追いはらうことができた。つぎに立ちよったのは、イラムスのトラモニカの風だった。メリーアンを救いだしたフチは、その先の目的地へとサンダーライダーを走らせる。伝説のあの男が姿を現す。フチ・ネドバルの魔法の秋、ここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文公
3
僕の短い魔法の秋が終わってしまった。2021/06/27
ショーン. H
2
個人的にはすごく好きな終わり方。 章の切り替わりごとに作品内の時代よりあとの時代に書かれた本を挿入することで、後世から主人公たちがどう見られているかの描写があり、これが物語の後を妄想するいい材料になっている。 かつ、直接一気に前巻までの話を続けるのではなく、一気に時間を飛ばし主人公たちが往路で出会ってきた人たちを主人公が再訪し、ダイジェストのように(時には時系列を変えたりしながら)結びに行く手法は初めてでとても面白かった 久々に手をとったが非常に楽しく読むことができたシリーズだった。2022/02/02
tellme0112
2
すっかり17才の凡庸な少年ではなくなったなあ。変わりたくないと言っていたが、もう故郷だけの生活では楽しめなるのではないか。2018/04/20
クライヴ
2
【再読】 何度読んでもおもしろい・・・・・・。このシリーズほど完結が惜しまれた小説はないです。2013/01/14
エドワード
2
読み終わってしまった。一気に読んじゃった。全部本当にきれいに終わってすっきり。終わった後のほかの人の話も気になる。特にウンチャイ。特にウンチャイ!2012/09/29