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内容説明
『惡の華』『ハピネス』に続く、押見修造 待望の最新作!!
性と向き合い、身体を取り払い、まざりあう2人のすべて。キミとならいける、遥かなる“向こう側”へ――。セイシュン群像劇、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
24
6~最終7巻まで。高校で再会した幼馴染は、「男をおり」て女性装をしていた。かつて慧に好意を抱いていた結衣、そしてその結衣に好意を抱いていた洋平は、いずれも動揺と困惑に襲われる…。8/10点 自らの内なる性への「醜い欲望」と対峙する話。 なんかラストが「エヴァTV版最終話」みたいになっとるが(苦笑)、こういう着地しかできなかった、というのだけは理解できる。押見修造作品は、ここ最近の作品は「精神世界」にぶっ飛んじゃう作品ばかりなので、話題作を連発してても「どこまで行くんだ?」と目が離せない2025/11/15
パンダプー
24
ジェンダーについて扱った作品では画期的なものになる予感で読み始めたが、終着は思った感じと違った。 あとがきを読んで、そうか、壮大な問題提起とかそういうものを目指して書いたわけではないのだと理解。しかし、絵については、表現状こうなのか?少し納得いかないものがある。2023/10/07
まるのすけ
12
完結できてよかった。 血の轍も苦しんで、おかえりアリスも苦しんでる作者の姿を感じたし、実際本作のあとがきには苦しみが書かれています。 おかえりアリス最終話の洋ちゃんはほぼほぼ後ろ姿で、作者本人のように感じるし、ナレーション文章も手書きで書かれていて生っぽい。 P163の2コマ目の片目の洋ちゃんにドキリとさせられる。 療法的手つきが漫画内で描かれ、その体験を通じて読者も登場人物の体感を得れるのはこれまでも繰り返されるし、本作でも効果的だしラストに辿り着く重要な出来事になっている。2023/10/09
地下鉄パミュ
11
何処に行き着けば良かったんだろう・・・それぞれの気持ちの問題が解決しているのなら良いのだが。とにかく難しい漫画でした。押見さんは物語の始まりで読者を引きつける能力に長けた作家さんだと思う。次回作も買ってしまうだろう。2023/11/07
yom
8
1巻のあとがきで「自分の中の「性欲」「男」を見つめ、向き合い、解体すること」と書いていたけど、結局この着地じゃなあ...。だったら連載前に答え出して、もっと短く濃厚に作ってくれっていう。性って他者がいればこそ苦悩するものなのに、ほぼ大人が介在せず、子どもがやりたい放題なのも都合良くてなんだかな。押見作品の終わり方は大体こんな感じと言えばそれまでだけど。2023/10/06
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