東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(4)

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東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(4)

  • 著者名:黒丸【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 講談社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065330463

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内容説明

東京都の外国人居住者の数、55万人。そこには55万の人生がある。
犯罪に関わってしまった外国人による事件と向き合う、警視庁 国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了。

東新宿署に、新たな刑事が着任した。鴻田の相棒になったその男の名は、阿川博也。
型にとらわれない阿川とすぐ打ち解ける鴻田だが、どういうわけか有木野は「阿川を信じるな」と釘をさす。
一方鴻田は、犯罪組織「ボランティア」を調べる中で、3年前の不祥事に迫っていく。
そこに有木野、そして阿川と深い関わりのある「織田」という人物の存在が浮かび上がり──?

破天荒な女性警察官とゲイの警察通訳人の最強バディ2人が向き合う、技能実習生の窃盗疑惑、そして有木野の過去に迫る第4巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陸抗

23
実習生の問題、規定が変わってすぐに変化は無いかもしれないけど、10年後には良い方向へ向かって欲しい。言葉を理解して異国の文化を勉強してって、凄い大変だし優秀な人達だよね。アリキーノの過去が少しずつ暴かれ出した。次で終わりなの淋しい…。2023/10/11

JACK

12
☆ 東京都には外国人居住者が55万人いる。様々なバックグラウンドを持つ彼らが事件に巻き込まれる物語。国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了の凸凹コンビが外国人のために頑張る姿が魅力。労働人口の減少で外国人労働者に頼らなければならない日本の厳しくて汚い面もしっかり描かれます。アリキーノの辛い過去が少しずつ明らかになり、なぜ彼が警察内部であそこまで嫌われているのか分かってきました。重い話ですが避けては通れない内容。真実を知った麻里がアリキーノにどんな言葉をかけるのか気になります。2023/10/27

毎日が日曜日

5
★★★+2024/04/24

みやしん

5
疑惑の裏側の裏側に潜む疑惑。現代の奴隷制度と言われる技能実習生制度の闇は1度はリセットしないとどうにもならないのだろう。円安日本は魅力ない行き場に成り下がっているのに、未だに「金をかき集めて来た日本で働かせてやっている」矛盾したロジック。労働基準法の外側はいかに地獄になり得るか。もっとも、ヨーロッパの移民政策は日本以上に両者に分断がありそうだけど。2023/10/17

甘栗

4
技能実習生の話は、現実世界でも、ホント根が深い・・・ 転じて、ををっと、怪しい新バディ登場。アリキーノの過去にも迫る話。イマイチ、阿川も信用できなさそうにみえるけど。2023/11/05

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