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内容説明
東京都の外国人居住者の数、55万人。そこには55万の人生がある。
犯罪に関わってしまった外国人による事件と向き合う、警視庁 国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了。
2年前、上麻布署で起きた不祥事が週刊誌に載った。それは当時、死人が出た事案で「有木野が情報を記者に漏らし、その責任をとるため彼は警察をやめた」という噂が回った。
それ以来、有木野の周辺の警察官は警戒し彼から離れていった。徐々に明らかになっていく有木野の過去。噂を人づてに聞いた鴻田がとった行動とはーー。
破天荒な女性警察官とゲイの警察通訳人の最強バディ2人が向き合う、家庭内暴力事件、盗難車部品密輸事件などを収録した第3巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
27
言葉も生き物だから、常にアップデートしないと訳す時に齟齬が生まれるんだ。有木野も常に勉強なんだね。鴻田さんの話を聞く姿勢は見習いたい。有木野はなんで、噂を否定しなかったんだろう。警官を辞めた経緯も含めて不明だけど、今の仕事を続けるのも理由があるんだよね、きっと。技能実習生の実情は、想像以上に辛そう。2022/07/05
真夢
11
最近好きな作品。3巻を読んでいると、少し前に私の勤務先から行方をくらました技能実習生を思い出した。彼らは雨の日も風の日も、遅刻もせずに自転車で出社してくる。普段は社内のどこで働いているのか知らないが、顔を合わせた時はしっかり目を見て挨拶してくれる。きっと皆誠実に仕事しているんだろうな。失踪した方の気持ちも少しわかる気がする。それに引き換えうちの日本人社員は…っと、仕事の愚痴が三日三晩続いてしまいそうなので、この辺で(笑)2023/11/18
JACK
11
☆ 緑の髪で型破りな女性警察官の鴻田と、人と深く関わらない様に壁を作っている警察通訳人の有木野、二人が日本在住の外国人を救うバディもの。国際カップルの家庭内暴力や、料理店店員が電動自転車バッテリーを盗んだ事件、技能実習生の窃盗を描いています。有木野の過去についても描かれていて、少しずつ鴻田との距離が縮まっていくのがいい感じ。有木野の陰のあるキャラクターも、鴻田の明るくて前向きで行動的な性格も魅力的。オススメです。2022/09/27
毎日が日曜日
6
★★★★-2022/06/25
みやしん
5
色眼鏡と偏見。日本人を一括りにしたって犯罪者もそうでない人もいる。最も身近で最も見辛い「技能実習生」の闇に迫る。2022/07/20
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