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内容説明
【友は敵に、敵は友に 覚悟は此処に】
手長足長を撃退し、その主であるデラの異母弟・ケンを仲間に引き入れたユル一行。先代田寺がユルの両親の脱走を手引きしたが、現在どこにいるのかは知らないとケンは言う。両親の手掛かりは得られず、先代田寺からユルの両親を追うことにしたデラは東村に探りを入れる。しかし、与謝野イワンが東村を蹂躙し始め…!?集いて、離れ、また集い…。災禍止まぬツガイバトル、第5巻!!
(C)2023 Hiromu Arakawa
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
71
偽アサになっていたザシキワラシ。 そのザシキワラシの片割れは、ユルの幼馴染のダンジとして下界へ降り、旧いツガイのオシラサマに回収され。 彼女の案内でユルの所に行くが、、 ユルと再会した時に、影を出し忘れてユルにツガイだとバレてしまった。幼馴染だと思っていたユルにとって、ダンジがツガイだったという事実は許容範囲を超えてしまい。頭を整理する必要性があったが、、宇宙人のようなツガイの主のパグ(?)に寄り添われて立て直す。そして、イワンの罠にハマり。アスマから「封」を解放するために"一回死んでみる?"と言われる。2023/09/12
マッピー
59
1週間くらい前に購入して一読後、1巻から再読。そしてまた5巻から1巻に戻り…を何度繰りかえしただろう。何度読んでも新たな発見がある。だって彼の正体がさ!1巻に戻ってみたら、ちゃんと矛盾のない表現・構図になっていた。彼女の行動、心の動き、主人公たちの行動、相手方の動き、どれもこれも矛盾なし。すごい。だけどそろそろいい加減に普通の読書に戻らないと、図書館の返却期限が…。2023/09/22
眠る山猫屋
53
見どころ満載だったけど・・・宇宙人ツガイたちかな!一番の見どころは!ザシキワラシと仲良くね、きっと凄い力を秘めていると思うから(笑) 2023/09/15
歩月るな
49
タッカー回を笑顔で見れるのはそこはさすがに人間じゃあねえのよ。東村に信用できる人が誰もいなくなってしまったことで、いよいよ選択を迫られるちょっとしたクライマックス。ちょっとのんびりできたかなと思うけれども。隙がないようで、当たり前のこと過ぎて忘れられてる「常識がない蛮族」という属性を、ある意味で穴というか、弱点とはみなしていない雰囲気がある。つまるところやらかし待ちというか。デラさんハナさんもまだそれどころではないからケンが教育係にならなければならないと自覚するところまではうまいなと思った。やらかし待ち。2023/09/24
ぐうぐう
31
次から次へと新しい番が登場してくるのが、なんとも楽しい。こちらの想定の斜め上を行く発想も、また愉快。そして今巻も、荒川弘の緩急ある展開に魅せられる。ほのぼのとした団欒があったあとの、背後からユルの頭を掴むツガイ夜桜のいきなりの登場はインパクト大。そもそもツガイは一対の存在であり、緩急はつまり、そんなツガイを象徴しているとも言える。2023/11/15