税金で買った本(8)

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税金で買った本(8)

  • ISBN:9784065322482

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内容説明

小学生ぶりに訪れた図書館でアルバイトすることになったヤンキー・石平くん。ライブラリアンとしてふさわしい服装って? 貸し出しをしている本は書店では売れにくくなるの? 図書館員として悩みは尽きません‥‥。
石平くんの友達、大ピンチ? 大反響を得た『陽気なギャングが地球を回す』を収録! ヤンキーくんによる図書館お仕事漫画、第8巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ででんでん

48
「ぼくは勉強ができない」…懐かしい本だなあ。石平くんはこれも読んでるし、菊池寛も読んでるし、なんと「テスカトリポカ」まで読んでるのか。分厚さと暴力描写が心配で読んでいないけど、読んでみたくなってしまった。それはさておき、石平くんの発言は常にものごとの核心を突いてるなあ。「全然カンケーなさそうなことがさ〜意外と別んとこでも同じだったりすんだよな」って、そのとおり。灰坂くんにも「安心して全力で失敗しに行け」って言ってくれる石平くんがいてよかった。そして早瀬丸さんの発言「見た目に中身がついてくることもある」2023/10/14

aisu

38
ひょんな事から、図書館でバイトする事になった高校生の図書館マンガ。掲載誌がヤンマガだからか、女性の胸が大きい人が多くて、子供に読ませられないと密林の書評で怒ってた人がいるのは残念。主人公は一見ヤンキーだが中々いい子で、恋愛要素皆無なので、図書館に関わる多くの人(もちろん子供にも)読んで欲しい感じです。2023/08/10

kayo

35
今巻個人的ツボは「ちょうどいい白井くんだった時期」(クソ利用者から本と図書館を守るため、貧弱体型からマッチョに変身する途中の白井くん)ですね。もっとその辺描いて欲しかった。体型、服装、身のこなしや言葉づかいなど、何かしら人間は武装してことに当たってますね。早瀬丸さんの言うように見た目に中身がついて来るというのも真理だし、石平くんのヤンキー外見と、なかなかに教養深い中身はどちらも石平くんだし。仲間の灰坂くんや山田くんの怒りの奥にある心情を探る石平くんが少し乱暴だったけどグッジョブ。2023/09/05

雨巫女。@新潮部

30
《私-蔵書》直木賞と芥川賞を作ったの菊池寛だったんですね。受賞作品や話題作を複数買う話は、賛成です。やっぱりその時、読みたいですよね。2023/08/17

Y2K☮

28
いつもの図書館あるあるに加え、有名作品のエッセンスを物語へ盛り込んでキャラを掘り下げる回も読み応え十分。芥川及び直木賞に関するエピソードも興味深い。そしてついに出てきた「図書館が出版社や著者、書店の利益を損ねているのでは?」問題。実際ダイレクトにそういうことを言う作家もいた。私の印象だと、図書館ヘビーユーザーは何か月でも待てるタイプが多い。ゆえに図書館が最新刊を入れるのをやめても即書店で買うとは思わない。そして彼ら彼女らは本当に本が好きで、手元に置きたい書籍は買ってくれている。いい感じで共存できたらいい。2023/08/04

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