内容説明
故郷の丘の麓で,山羊の一族さながらに生きるタリーノ一家の悲劇を描いた『故郷』,海の向こうで財を成して故郷に戻った孤児が,生き残った旧友とたどるレジスタンスの血塗られた記憶の物語『月と篝火』──本巻には,パヴェーゼの評価を決定付けた処女出版と,自殺前の最後の小説とを収める.
目次
故 郷
月と篝火
解説 『故郷』(一九四一年刊) 『月と篝火』(一九五〇年刊)
〔一〕チェーザレ・パヴェーゼの後半生──流刑地からの帰還
〔二〕衝撃の初登場作『故郷』(一九三九年六月三日─八月十六日)
〔三〕自殺直前の代表作『月と篝火』(一九四九年九月十八日─十一月九日)
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